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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

SNS起点で生まれるマーケティングトレンド

知っていますか?SNSでの「売り」を大きく左右するレビューインフルエンサー


Instagramだけじゃない、TikTokが持つポテンシャル

 最後に、今後に向けた予測です。まず人々のSNSへのクチコミ情報ニーズは引き続き高まり続けるはずです。コロナによってオンラインショッピング需要が高まり、緊急事態宣言も解けて街に買い物に出かける人も増えていますが、一度高まったオンラインショッピング需要が下がることはないでしょう。

 次にプラットフォームについて。今後はInstagramに加えてTikTokがますます重要なマーケティング・チャネルになっていきます。

 今年「TikTok売れ」がトレンドワードにもなった通り、TikTokはInstagramとはまた違った消費を促すメカニズムを持っています。Instagramがその人の普段の行動から興味関心の高そうな情報を、サジェッション(推奨)していくのに対し、TikTokはその人の行動からは一見関連性が無さそうな情報も積極的に表示していきます。普段のターゲット層からは外側にいるような人々が急に興味を持ち消費してくれるポテンシャルがあるため、「TikTok売れ」のような急激に火がつく現象が起きるのです。

 2022年は、TikTokの企業公式アカウント開設や、TikTokに最適化されたレビューインフルエンサーもこれから続々増えてくるはずです。

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この記事の著者

森竹 アル(モリタケ アル)

 スパイスボックス 取締役副社長 事業統括責任者。2006年にスパイスボックス入社。プロデューサーとして大手自動車メーカー、食品メーカー、ゲーム会社等のデジタルマーケティングを支援。2013年、プロデュース局局長就任。すべてのクライアントワークを統括。2016年以降は、ソーシャルメディアを中心に「共感」と「話題」を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/12/16 18:55 https://markezine.jp/article/detail/37889

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