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SEO初心者が知っておきたいGoogle機能の基礎知識

先取りしよう!米国版のGoogle検索結果から得られる知見とは?

米国の検索結果を見るメリット2:先行導入されている機能を見ることができる

 検索結果は順位変動のアルゴリズムだけでなく、デザインや表示方法などが定期的に変更されます。中には、「他の人はこちらも質問」のような、影響の多い変更もあります。こうした変更は、多くの場合、英語圏の検索結果からテスト・導入されることが多く、そのような先行導入されている機能を見ることができることが2つめのメリットになります。

「SEO」のGoogle検索結果
「SEO」のGoogle 英語検索結果

 2つの検索結果の大きな違いは、米国の検索結果には「Ranking」「Tips」「Metrics」「Recommendations」のアコーディオンがあることが挙げられます。

 クリックすると、キーワードに関連する情報が表示されます。これは「他の人はこちらも質問」機能にも似ていますが、それとは異なり、「順位」「ヒント」「評価基準(指標)」「おすすめ」という分類がされています。

 この機能により、ユーザーはSEOの基本トピックにアクセスしやすくなっています。特に初心者の人には便利な機能です。

 また、Podcastが表示されるのも大きな違いになります。

 Podcastは日本に比べると海外の利用者のほうが多いことが理由と考えられますが、それでもYouTubeではなく、Podcastが先に出てくることには少し驚きがあります。だからといって、すぐにPodcastを始めればいい訳ではありませんし、上記に沿ってコンテンツを追記すれば順位が上がるかと言えば、そういう訳ではありません。

 しかし、「コンテンツの発信方法として音声もありかも」とか「この分類の仕方でリライトした方がわかりやすいかも」などの新たな気付きにはつながるはずです。

 また、2022年4月現在サジェストの表示のされ方も異なっているのが見られます。日本では以下のようにサジェストキーワードのみが表示されます。しかし米国ではサジェストキーワードに加え、「People also ask」や「People also search for」も表示されます。

上:日本、下:米国
上:日本、下:米国

 日本では、この2つの機能は検索結果上にしか表示されないため、一度検索結果に遷移しないといけませんが、米国版の機能だと、キーワード入力時の候補として表示されるので、自分の求める検索結果により少ない回数で近づきやすい印象があります。

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この記事の著者

青木 創平(アオキ ソウヘイ)

 ナイル株式会社 SEO研究所所長。大規模データベース型サイトなどの技術的に複雑なSEOのプロジェクトや、BtoBのサービスサイトにおけるオウンドメディアマーケティングなどを担当。2021年からはSEO研究所を立ち上げ、より成果に貢献するSEOを追求している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/04/06 09:00 https://markezine.jp/article/detail/38711

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