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変化するInstagram運用 5年目の再定義

見るべき数値はたった4つだけ Instagramの「フォロワーが増えるロジック」を解説

結局一番差がつくのは投稿コンテンツの質

 その上で結局一番に問われるのは「コンテンツの質」。第1回で解説したように、あくまでも「Instagram運用=コンテンツマーケティング」です。

 もちろん運用ロジックに基づいて、細かいテクニックで改善していくことは大前提として重要です。ただいくらテクニックを持っていたとしても、結局「コンテンツの質」が低い状態で1%の改善を繰り返したとしても、得られる成果はたかが知れています。

 たとえるなら、記事の質が低いオウンドメディアでいくらSEOの内部対策をしても順位が上がらないのと一緒です。

 実際に投稿の質が高ければ、ユーザーはこのアカウントを今後もチェックしたいと思い、投稿を保存して、プロフィールを訪れ、そのアカウントをフォローします。

 フォロワー数の「バケツの穴」が空いている状態ではその戦いの土俵にすら立てませんが、その後に問われるのは純粋な「コンテンツの質」です。 

 また、すべての変数にレバレッジを効かせるのも同様に「コンテンツの質」。  企業はその前提から目を背けずに、コンテンツを起点としたInstagram運用に取り組むべきです。

 最後に、今回解説した「運用ロジック」と「見るべき指標」について、読者の皆様が使いやすいようにまとめた画像を掲載します。保存や社内の関係者への共有をして活用いただければ幸いです。

 今回はInstagramの「フォロワーが増えるロジック」に焦点を当てて、普段プロが行っているInstagram運用の思考フローを解き明かしました。

 まずは自分のアカウントの4つの変数を表と照らし合わせながら、どの変数がボトルネックになっているのか把握してみてください。各変数を改善する具体的な施策は次回の連載で詳しく解説します。

 アカウント運用に悩むマーケターの方々にとって、Instagramへの考え方を「再定義」するきっかけになれば幸いです。

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この記事の著者

石川 侑輝(イシカワ ユウキ)

株式会社SAKIYOMI 代表取締役社長
2019年末からInstagram運用事業を新しく開始。自社メディアにて、6ヶ月で20万フォロワー達成などの実績を元に、企業様へのInstagramマーケティング支援をサービスとして提供開始。
2021年にInstagram分析ツールSAKIYOMIをローンチし、累計100社以上350万フォロワー越えのアカウント運用支援に携わる(参考:ブログYouTubeチャンネル)。

 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/05/16 09:00 https://markezine.jp/article/detail/38904

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