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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

Googleモバイル検索結果の変化から考えるモバイルSEOへの取り組み

 モバイル検索エンジンの精度の急速な向上により、検索結果に大きな変化が表れている。また、各携帯キャリアのモバイル検索機能搭載とそれによる検索ユーザーの増加から、より高い成果を望めるユーザー獲得の可能性が高まっている。こうしたモバイル検索を取り巻く状況や市場の現状をふまえて企業のモバイルサイト活用と、モバイルSEOについて考える。【バックナンバーはこちらから! 】

モバイルの検索結果が大きく変化

 2008年4月上旬、Googleモバイルの検索結果が大きく変化したことをご存知だろうか。2008年3月16日時点での「短期バイト」でのGoogleモバイル検索結果は下記の通りだ。

1位:アフィリエイトサイトA
2位:アフィリエイトサイトB
3位:アフィリエイトサイトC
4位:アフィリエイトサイトD
5位:アフィリエイトサイトE

 このように、これまでは無料のモバイルサイトスペースを利用したアフィリエイトサイトや、テキストやリンクを単に羅列しただけのサイトが上位に表示されていた。しか し、2008年5月8日の同様のキーワードで検索したところ、順位は

1位:企業サイトA(アルバイト情報提供サイト)
2位:企業サイトB(アルバイト情報提供サイト)
3位:企業サイトC(アルバイト情報提供サイト)
3位:企業サイトD(アルバイト情報提供サイト)
3位:企業サイトE(アルバイト情報提供サイト)

となっている。アフィリエイトサイトは軒並み順位を落とし、サイト内のコンテンツが充実しているサイトや企業のモバイルサイトが順位を伸ばす傾向にあるのだ。

アフィリエイトサイトが多く使用している無料モバイルサイトスペースドメイン3社のGoogleモバイルスコア推移を表す。縦軸はスコア。スコアリング方法は、502個のキーワードで順位を取得し、30位までの順位をドメイン毎にスコアリングした結果。(1位:30点、2位:29点・・・29位:2点、30位:1点)

 この結果から、今までモバイル検索エンジンの対策として行われてきた小手先の手法が通用しなくなり、しっかりと検索エンジンの動向、ユーザーの検索特性をおさえたモバイルSEOが今まで以上に重要になっている。

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この記事の著者

日西 愛(ヒニシ アイ)

1983年生まれ。2004年より株式会社ザッパラスでモバイルECサイトの企画・運営を担当。その後株式会社アイレップに入社。モバイルサイト構築の経験を生かし、現在はSEOグループにおいて、モバイル及びPCのSEOディレクターとして活躍中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/06/18 11:00 https://markezine.jp/article/detail/3910

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