ニールセン デジタルは、消費者のマルチスクリーンの利用動向調査「ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2022(Nielsen Digital Consumer Database 2022)」をもとに、分析結果を発表した。
30代以下の6割以上が主要SNS上で動画を視聴
まず、インターネット利用者が主要SNS上で動画を視聴しているか調査した。その結果、若年層ほどその傾向は強く、30代以下では62%がSNS上で動画を視聴すると回答した。
SNSで視聴する動画タイプ、最も多いのは「30秒以上の動画」
次にSNSで視聴する動画タイプを尋ねると、30秒以上の動画が最も多かった。30秒未満の短編の動画も2021年から増加し、60%が利用していると答えた。
SNSで短編動画を視聴する人の6割が複数デバイスを利用
続いて複数デバイスの利用経験の有無を調べた。結果、全体の43%が複数デバイスの同時利用経験があり、特にSNSで短編動画を視聴する人においては60%にのぼった。またデバイスの種類としては、テレビを視聴しながらのスマートフォン利用が最も多く(85%)30秒未満の短編動画を利用している人はその傾向が強くなった。
【調査概要】
調査期間:2022年9月2日(金)~9月6日(火)
調査対象:月1回以上インターネットを利用している日本全国の16歳(高校生)以上の男女2,745人
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