モバイルに特化したマンガアプリ「comico」
──現職の担当業務を教えてください。
浜野:マンガアプリ「comico」を開発・運営するNHN comicoで、アプリ内の広告を販売する広告マネタイズとアプリのプロモーションを担当している浜野と申します。
日髙:アドウェイズの日髙と申します。マンガ関連の企業様を中心に、広告主様のフロント営業としてプロモーションの支援をしています。
横山:UNICORN社の横山です。弊社は全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」を提供しており、Apple Search Adsの配信における最適化も行っています。その中で、私はApple Search Adsの領域でNHN comico様をはじめとしたキャンペーンの運用や、プロダクト開発に携わっています。
──comicoのサービスや特徴を教えてください。
浜野:comicoはスマートフォンに特化したマンガアプリです。縦スクロール、フルカラーの作品がメインです。タイトルは常時600本ほどあり、それ以外に出版社のマンガも読むことができます。iOSとAndroid、Webに対応しており、世界累計ダウンロード数は4,200万を超えています。
男女比は8対2で女性が多いのが特徴です。カテゴリーとしては、最近人気な「異世界ファンタジー」系のマンガが充実しており、このカテゴリーが好きな方に愛読いただいています。
速報値に合わせてクイックな広告プロモーション行うcomico
──comicoのデジタルマーケティング戦略について教えてください。
浜野:現在comicoのWebプロモーションは、本社のある韓国NHNと日本ではアドウェイズ様にお任せしており、我々はサービスに紐づいたBIツールで継続率や課金率をモニタリングしています。
広告予算は、作品ごとに期待値をつけて各月ごとに組んでいます。期待値はcomicoの編集担当がつけていて、速報値ベースでクイックに調整してプロモーションに活かしています。
──アドウェイズ様、UNICORN様を検討した理由はどこにあったのでしょうか。
浜野:獲得単価の上昇という課題が大きなきっかけです。comicoは10年目を迎えていますが、2013年のサービス開始当初は無料のマンガアプリというだけで安く・多く獲得できました。ですが、ここ数年は獲得単価が右肩上がりで増えています。新しい媒体や取り組みなしには改善が難しいと感じておりました。
浜野:2021年12月ごろに、アドウェイズ様に声をかけさせていただきました。
それまで我々は、グループ内のエージェンシーのみでプロモーションを進めてきました。しかしコンテンツの特性上、バナーの制作に工数がかかり制作本数にも限度がありました。また昨今の獲得単価の上昇も課題として浮上し、マンガコンテンツに強い日本の代理店と組むことを考えていました。
媒体としてUNICORNを試したいという声が社内にあったので、アドウェイズ様に声をかけました。実際にご相談したところ、提案の質も量も素晴らしくアドウェイズ様にお任せすることがすぐに決まりました。