応用と今後の展開について
先日、Sélim氏が来日した際にメッセージが直接届き、少し意見交換をすることができました。ユーモアを交えながら「Bento(弁当)」というワードをサービス名としているくらいなので、日本からのフィードバックや意見交換がしたいんだ、とのこと。
私からお伝えしたのは、「今後はユーザーからも機能追加や要望など、検討することになると思うけど、シンプルなUIデザインは保つべき。送受信する機能や、アクセス解析、販売機能などほかのサービスにある機能は必ずしも必須ではない」といったことです。
機能を追加することが、UXの向上に直結はしないため、現状のコンセプトから逸脱せずに、洗練したプロダクトになっていくことを願っていますし、これからもフィードバックをしたり、アイディアやデザインの面でなにかしら参加できればと考えています。
シンプルなSNSリンクの紹介、自分のプロフィールやポートフォリオページ、個人的な趣味の発表など、Bento.meは自分なりにさまざまな組み合わせを構築しながら活用できると思います。今後はさらに世界中で利用者が増え、パーソナルな玄関口として展開していくのではないかと考えています。
エンジニアの方がGitでコードを共有していたり、デザイナーの方はFigmaで自分のデザインテンプレートを共有していたり、そこからつながるクリエイティブなエネルギーも今後生まれてくるでしょう。(上の画像、Exploreのページでは、各デザインや職種など、カテゴリーごとにクリエイターのBentoが紹介されています)
自分のプロフィールページ作成してみた
Bentoで、私のページを作成してみました。SNSリンク、これまで制作したウェブデザインや動画のカット、趣味のフィルムカメラで撮影した写真などを配置しています。
これだけでも、個人のバイオグラフィとしては十分ですし、名刺代わりにもなると思います。マイナンバーカードや免許証にこういった自己紹介NFCタグを埋め込むことができたらおもしろいのになぁ、なんて思ったりもしました(笑)。いろいろとイメージが膨らみます。
まとめ
回し者ではありませんが(笑)、久々にウェブサービスで久々にワクワクさせられたのでどうしても共有したかったため、UIUXデザインに触れながら「Bento.me」について紹介してきました。実際触っていただけると、心地よさとカスタマイズ性など実感できると思います。
2023年1月31日時点では無料登録をすれば自分のページをすぐに作成することができますので、一度試してみてはいかがでしょうか。(登録者が多いと招待待ちになる可能性もあるようです)
UIUXデザインの領域は非常に広いですが、その目的は「ゴールを見つけ出して『新たなサービスの価値』をつくること」だと考えています。今後も人やプロダクト、環境や技術との関係性をより深く洞察し新しい価値へと導けるデザインを行っていきたいです。そしてこの記事がUIUXデザインを考えるひとつのヒントとなれば幸いです。
以上、新谷でした。ありがとうございました!!