時代の価値観「カルチャー」の分析を通じて消費者インサイトの変化を捉える本連載。今回は人々の「ありのまま」について、Connecting the Dotsというカルチャー分析手法を使い、ゲストと対話をしながらインサイトをひも解きました。
令和の「ありのまま」観とは──SNSで見る友人の意外な一面
はじめまして。TBWA HAKUHODOの武藤と申します。普段はクライアントをデジタル面で支援しながら、カルチャー分析にも取り組んでいます。
突然ですが、みなさんにとって「ありのまま」とはどんなものでしょうか。一人でいる時のリラックスした状態、気のおけない友人と話している時の人格、SNSでの自撮り投稿などなど……。世の中には十人十色、人によって様々な「ありのまま」がありそうです。
実際コロナ禍で外出の機会が減った時、友人や同僚の生活についてSNSを通して知ることが増えました。こうしたSNSを通して発信される姿は「ありのまま」なのか、あるいは単に知人の「知らなかった一面」なのでしょうか。
今回は『人々はどのように「ありのまま」を捉えているのか』をテーマに、ゲストを招き「Connecting the Dots」を活用して探求する場を設けました。
ドットをつないで時代のインサイトを探るカルチャー分析手法、Connecting the Dotsについて、詳しくは第1回で紹介していますので、まだご覧になっていない方はこちらもぜひチェックしてみてください。
カルチャーを持ち寄り、テーマを探求するCultural Talks
その探求の場は「Cultural Talks(カルチュラル・トークス)」。これはConnecting the Dotsというカルチャー分析手法を用いて、複数人で考えたことを持ち寄り対話するセッションです。今回は様々なバックグラウンドを持つ方の視点を収集するため、社内と社外からそれぞれ3人ずつ、計6人で話し合いました。
今回参加いただいた社外のゲストは3名。背景も業種も職種もそれぞれ違うお三方を迎えて行いました。上記写真左から、山梨学院大学にて留学生教育に携わりつつ、言葉の研究をしている河野礼実さん。JTB総合研究の事業企画部でチーフアナリストとして観光の研究をされている岡野千帆さん。そして、東洋経済新報社にてデジタルメディア局でマーケティングをされている中野華衣さんです。
参加者は事前に宿題として用意した人々の「ありのまま」に関する事例と、そこから見える共通項をConnecting the Dotsの形式で持ち寄り、一人ひとりのケースに共通する価値観を対話しながら考えました。
会員登録無料すると、続きをお読みいただけます
新規会員登録無料のご案内
- ・全ての過去記事が閲覧できます
※プレミアム記事(有料)は除く - ・会員限定メルマガを受信できます
- ・翔泳社の本が買える!500円分のポイントをプレゼント
この記事は参考になりましたか?
- これからのインサイトが見えてくる!カルチャーを捉える「Connecting the Dots」法連載記事一覧
-
- 「令和の自分探し」からひも解くインサイト──SNSで他人の「ありのまま」を見る理由とは
- ゲームApex Legendsヒットの理由は「熱量の可視化」にあった? ロイヤル顧客創出の...
- ガチャガチャを回すとき人は何を買っているのか?――「感情効率」を求めるインサイト
- この記事の著者
-
武藤 紳介(ムトウ シンスケ)
デジタル広告代理店にてメディア折衝、運用型広告コンサルに計3年ほど従事。人材系のクライアントを中心にリスティング、ディスプレイ広告を中心に配信。アッパーファネルからロウワーまで落とし込むデジタルにおけるフルファネルマーケティングが得意。
その後2021年にTBWAHAKUHODO入社。CRMプロジェ...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
