2023年2月に発表された「2022年 日本の広告費」によると、インターネット広告費は前年比114.3%の3兆912億円となった一方、マスコミ4媒体の広告費は前年比97.7%の2兆3,985億円となり、インターネット広告が4マス媒体の合計値を上回る結果となった。もはや4マスよりも大きなインパクトを持つインターネット広告だが、2000年前後の黎明期は業界全体で新しい市場を作ることに懸命な時代であった。そんな黎明期から業界をリードしてきた一人が、GMOアドパートナーズ 代表取締役社長の橋口誠氏だ。同じく本業界の第一人者であり、現在は日本マイクロソフト Microsoft Advertisingの事業責任者を務める有園雄一氏が、橋口氏と共に業界の成長の歴史と今後取り組むべき課題について話し合った。
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有園 雄一(アリゾノ ユウイチ)
Regional Vice President, Microsoft Advertising Japan
早稲田大学政治経済学部卒。1995年、学部生時代に執筆した「貨幣の複数性」(卒業論文)が「現代思想」(青土社 1995年9月 貨幣とナショナリズム<特集>)で出版される。2004年、日本初のマス連動施策を考案。オーバーチュア株式会...
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岩崎 史絵(イワサキ シエ)
リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。
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