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【特集】2024年・広告の出し先

2024年広告業界5つの予測。事業会社も広告会社も「改めて考える」ところからスタートを

これでいい? の問いから

──最後に2024年のアドバイスをいただけますか。

 2024年は再考の1年だと思います。先ほど申し上げたとおり、来年は変化が大きい年になると予想されます。事業会社は広告の出し先のポートフォリオや自社データを見つめ直して、「本当にこれでいいんだっけ?」と問うところから始めていただきたいです。

 また、1st Party Cookieを自社がどれだけ持っていて、それをプラットフォームでどう活用できるかを考える必要があります。持たない企業はプラットフォームが持っているデータを活用することになります。単純なデータ数の多さや規模の大きさだけでなく、自社のオーディエンスに近い1st Partyデータを持っているかを基準に、厳密な見直しと選定が求められます。

 広告会社も、どこで・どんなバリューを提供できるのか改めて考えていくタイミングだと思います。広告会社が事業会社を支援できる領域はたくさんあります。一方で、リテールメディアではどのように関わりを持っていくか、AIによる自動化がクリエイティブ制作にまで広がる中でできることは何かなど、従来なかった部分で価値をどう発揮していくのかを考える時期にあると思います。

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この記事の著者

伊藤 桃子(編集部)(イトウモモコ)

MarkeZine編集部員です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2024/04/24 14:57 https://markezine.jp/article/detail/44367

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