電通デジタルは、企業のデジタルマーケティング活動の最適化を支援する「MOps診断サービス」の提供を開始した。
MOps(マーケティングオペレーション)とは、企業のマーケティングとデータ、テクノロジー関連部門を横断し、俯瞰的かつ戦略的に管理・運営していく考え方。WebサイトやSNSなど複数のチャネルを統合的に管理し、データを活用するための高度な専門知識が必要とされるようになった中で、注目を集めている。
同サービスでは、企業のマーケティング戦略および体制の課題整理から方針策定までを行う。同社は、MOpsの構成要素を「マーケティング施策」「テクノロジー」「データ」「組織・プロセス」の4つに整理し、企業の現状を診断。
そこから、マーケティング施策の最適化、テクノロジーやデータの効果的活用、組織・業務プロセスの再構築の実行案を提示し、顧客理解の深化やマーケティングROIの最大化、市場変化に対応できる戦略と体制の構築を目指す。同サービスは6週間程度で実施、無償で提供される。
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