三菱地所は、エレベーターメディア「GRAND」を提供する東京と株式譲渡契約を締結し、東京を子会社化した。
東京は、都心オフィスビルを中心としたハイクラス物件に特化したエレベーターメディアGRANDを提供している。同サービスは、2018年6月のサービス開始以降、約4,000ヵ所に設置されている。
両社は2019年11月5日より、合弁会社spacemotionを共同経営している。三菱地所が所有する大手町・丸の内・有楽町の不動産を中心に、エレベーターメディア事業を展開してきた。
東京は、三菱地所グループの傘下に入ることにより、端末設置数の拡大、ソフトウェア・ハードウェア両面での研究開発・サービス拡充を目指す。また、総額50億円超の投資を受け、専用ハードウェアの開発、顧客ニーズに応じたエレベーターメディアソリューションの提供を積極的に進める計画だ。
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