サイバーエージェントは、2025年5月22日、リアルゲイトと不動産を活用したIP(知的財産)展開において協業することを発表した。
サイバーエージェントは近年「ABEMA」をはじめとするIP事業の拡大を進め、アニメを起点としたゲーム、映画、舞台、コマースなど多様なメディアミックスを展開している。2024年にはアニメ&IP事業本部を設立し、グローバル市場を見据えた総合的な事業展開に取り組んでいる。
一方、リアルゲイトは都心部で100棟を超えるクリエイティブオフィスの企画・運営を手掛け、遊休不動産の有効活用や街の文化を育てる新しい商業施設開発にも取り組んでいる。
今回の協業は、リアルゲイトが持つ不動産ネットワークや空間プロデュース力と、サイバーエージェントのIP創出力、多角的な展開力を掛け合わせることで、シナジーの創出を図る。今後、サイバーエージェントが展開するアニメやゲームといったIPの世界観を体感できるホテルなど、リアルゲイトの物件で展開する予定だ。
これにより保有IPのオフラインにおけるタッチポイントを強化し、ファンとのエンゲージメントの深化と、リアルゲイトが提供する物件の新たな体験価値の創出を目指す。
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