ブランド×クリエイターの世界観をLINEプロモーション絵文字で実現!
MZ:今回配布されたLINEプロモーション絵文字の内容について教えてください。
角田:「三ツ矢サイダー」や「ワンダ モーニングショット」など、5つのブランドを表現したLINEプロモーション絵文字を展開しました。クリエイターの「にしむらゆうじ」氏のキャラクター「ごきげんぱんだ」「こねずみ」が、アサヒ飲料の各商品を持っているようなクリエイティブを制作しました。

MZ:LINEプロモーション絵文字を作成する際、工夫した点はありますか。
角田:クリエイティブ制作については、各飲料ブランドの世界観やトンマナに合うよう、にしむらゆうじ氏と密にコミュニケーションを取りながら作り上げていきました。にしむらゆうじ氏は若年層からも人気のクリエイターのため、同氏ならではのキャラクターの雰囲気も活かした形で、アサヒ飲料のブランド表現を実現できたと思います。結果的に40種類の絵文字ができましたが、どれもとても良い仕上がりになりました。
また、LINE絵文字はLINEスタンプと比べてサイズが小さいため、各商品の特徴がしっかり見えるようにキャラクターが持つ商品をある程度大きく見せるといった工夫もしています。
ユーザーの解像度を上げる、アンケートキャンペーンを企画
MZ:LINEプロモーション絵文字を配布する際、どのような訴求を行いましたか。
角田:LINEプロモーション絵文字を配布した後、LINE公式アカウント内でもLINE絵文字のキャラクターを用いた訴求を行うことでコミュニケーションの一貫性を保ちながら、ユーザーの解像度を上げるアンケートを組み込んだキャンペーンも企画しました。アンケートに答えることで回答いただいた方にメリットが生まれる形を意識して、LINEポイントや商品のプレゼントなどインセンティブが発生する設計で実施しています。
このアンケート施策によって、配信するメッセージ内容のパーソナライズ化を進めました。友だち追加いただいている方にとって興味のない情報ばかり配信してしまうと、ブロック率が高くなってしまいます。そのため、パーソナライズされた適切なメッセージを配信するためのデータが必要だと考えていました。
MZ:顧客解像度を高めるため、どのようなアンケートを実施されましたか。
角田:アンケート項目には「どの商品が好きか」「週に何回飲むか」といった質問を設けました。当社は複数のブランドを持っているので、たとえば三ツ矢サイダーの新商品を発売する際は、炭酸飲料ジャンルに関心がある層へ的確にリーチする必要があります。
アンケートの回答から「どのブランドに関心があるか」「どのように飲料を買っているか」といったお客様の実態も明らかになりました。その結果をメッセージ配信に用いることで、日々の配信においてお客様ごとに適切なメッセージ配信を継続できていると感じます。今回のLINEプロモーション絵文字を活用した施策は、そうしたデータの蓄積にも一役買っていますね。