AIにお任せから精密ターゲティングまで。柔軟な配信設定
──コマース・オーディエンスによる配信設定は、どのように行うのでしょうか?
コマース・オーディエンスは、新規ユーザー獲得のために約20種類のスタンダードパッケージを用意しており、これらをカスタマイズしたり組み合わせたりして、広告主様のニーズに合わせたターゲティングが可能です。
たとえばアパレルブランドが、ある特定のブランドを見ている女性ユーザーを獲得したい場合、「インマーケット・オーディエンス(※1)」で指定ブランドとデモグラフィックデータを組み合わせてターゲティングできます。また、AIに完全にお任せする「プロスペクティング・オーディエンス(※2)」も利用可能です。
※1:インマーケット・オーディエンス
特定の商品カテゴリーやサービスを積極的に探しているユーザーにリーチ。商品やサービス、ブランドを閲覧している見込み顧客層にアプローチし、コンバージョンを後押しする。
※2:プロスペクティング・オーディエンス
行動シグナルとコンテクスチュアル・シグナルを組み合わせて新規の見込み顧客を特定。最近サイトを訪問したのに商品を購入しなかった人や、似たような関心を示している人が含まれる。
基本的には、既存ユーザーの売上を最大化する「リターゲティング」と新規ユーザーをAIで獲得する「プロスペクティング」を必須とし、さらに業種に適した「インマーケット」などのオーディエンスを追加した3本立て構成での運用を推奨しています。

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どのようなパッケージを組み合わせて設計するかは、Criteo担当者がお客様の課題に合わせて提案いたします。
操作性と透明性を両立し、戦略を描けるソリューションへ
──過去にCriteoを利用されていた方に、現在のコマース・オーディエンスの進化をどのように伝えたいですか?
コマース・オーディエンスは、今やCriteoの事業基盤の1つになっています。過去5年間で、2桁成長を続けており、これは既存のお客様に継続していただかない限り実現不可能な成長率です。
また、過去にCriteoをご利用いただいた方は、Criteoは「ブラックボックスのような存在」というイメージをお持ちかもしれません。しかし、現在では管理画面で細やかなコントロールが可能です。オーディエンスの種類も選べますし、一度購入したユーザーを配信対象から除外する設定や、特定のユーザーペルソナへのターゲティングもできます。また、以前は成果を出せても「誰に当たっているか」というインサイトを出せませんでしたが、現在はレポーティングも可能になっています。
特定のペルソナにアプローチすることはもちろん、単に成果を出すだけでなく、どのような人に広告が配信されているかを可視化し、広告運用者でも、ある程度コントロールできるようになっているのです。
──導入を検討する場合、どのように進めれば良いでしょうか?
新規のお客様はホームページからお問い合わせいただくか、お取引先の代理店様にご相談ください。既にCriteoをご利用中の方は、担当者にお声がけいただければと思います。
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