アクセス解析「ツール」の勉強方法~オンラインヘルプ/マニュアル/ベンダーサポート
社内メール・電話問い合わせ
規模が大きい会社に限られていますが、アクセス解析全体を見ている部署があれば、その人達に質問を投げてみることをお勧めします。社内の状況や事情があった回答をしてくれる場合が多く、いざとなれば直接あって問題を解決することもできます。ただ、このような担当者がいなかったり、その役割を担っているのが自分だったりすると、この手法は使えません。その場合はベンダーや代理店の問い合わせ窓口に相談をしてみましょう。
オンラインヘルプ
ツールベンダ―が提供しているオンラインヘルプです。
簡単なQ&Aから、過去の質問をまとめたカスタマーポータルまで、その量と質はツールベンダーによってさまざまです。ためになる情報が掲載されているのですが、検索性が低い(自分が知りたいと思っていることの答えを探すのが難しい)のが難点です。自分も昔、過去のQ&Aをまとめて検索できるような仕組みを考えてテストもしたのですが、質問に対する回答を見つけるのが難しく断念してしまいました。
ただ、ほとんどのツールで用意されているので、まずわからない事があったら、オンラインヘルプを使ってみるのがよいでしょう。
マニュアル・ホワイトペーパー
使い方を学ぶのであれば「まずはマニュアル」を読むことお勧めします。マニュアルの精度(特にツールがアップデートされた場合に過去のバージョンを見ても意味がない)や分かりやすさはさまざまですが、基本的な操作や仕様に関してはマニュアルに答えが載っている場合がほとんどです。
使う前に読むか、迷ったとき読むかは、人によって考え方が違いますが、ことアクセス解析に関しては、最初は流し読みでも見ておくことをお勧めします。概要が分かっているだけでも、自分が見たいレポートを発見したり、行いたい操作を実現できたりする可能性が飛躍的に上がります。
メール・電話問い合わせ
ベンダーあるいは代理店によって提供されているサービスです。
無料の場合が多いですが、聞ける質問数に制限がかかっている、あるいは営業時間内にしか対応してくれない場合がほとんどです。アクセス解析を利用する上で、サポートの質とスピードは満足度に大きく影響してきますが、事前に判断するのが難しい部分でもあります。
マニュアルやヘルプに載っていないことを確認したうえで、本当にどうしても回答がわからないと困る質問に対してのみ利用する事をお勧めします。なんでもかんでも聞いてしまうと、返答スピードが遅くなってしまい、肝心な質問の回答が遅れてしまいます。
最後に上記の内容をまとめたExcelを用意しました。自分がこの記事を書くために整理したもので、どこの場面で使えるかは自分でもよくわからないのですが(汗)せっかくなので公開しておきます。また、ダウンロード用のデータも用意しましたので、ご自由にお使いください。
さて次回は、この記事でも書いたように、社内でのアクセス解析勉強会の実施方法について書いてみようと思います。アクセス解析だけではなく、社内で何かしらの勉強会を開催する際の参考になればと思います。次回もお楽しみに!
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