「キーワード全体のコンバージョン」は本当に大事!
「キーワード全体のコンバージョン」では、検索エンジン経由のアクセスを解析し、どんなキーワードで検索されたかを表示してくれます。
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で表示することができます。表示されているキーワードの左にある「+」をクリックすると、検索エンジン別の割合もチェックできます。
SEO/SEMがWeb業界でとても重要視されていることからもわかるとおり、検索エンジン経由のアクセスはとても大切。おそらくあなたも「うちのサイトに来る人は、だいたいこんなキーワードだろうな」と予想していると思うのですが、実際の解析結果を見てみると、思いも寄らないキーワードがたくさん入っていることに驚くでしょう。
これらのキーワードの中に、金脈が隠れている可能性は非常に高いです。目を皿のようにして眺めてください!
さて、御苑塾の場合は「swot分析」が2位に倍以上のポイント差をつけてダントツのトップのようです。試しにGoogleで検索してみたところ、21位でした(2006年7月時点)。21位にも関わらずこの数字! もし「swot分析」での検索でトップ10に入れれば、御苑塾のアクセス数はかなり伸びることでしょう。
余談になりますが、豊富な広告予算のある大企業ならともかく、弊社をはじめとするほとんどの会社は業者に発注できるほど、SEO対策にお金をかけられないのが実情です。ところが、SEO対策そのものはすでに一般的になっているため、キーワードによっては上位表示の獲得が極めて難しくなります。たとえば「ダイエット」といったような人気キーワードで上位を獲得することは困難を極めますし、上位表示されたことで得られる売上げより、上位表示の獲得にかけたSEO対策のコストが上回ってしまうことも考えられます。それでは意味がありません。
そういったときにオススメなのが、BIGLOBEが提供する「BIGLOBEサーチ」です。Googleの検索エンジンのOEM版なのですが、Googleと異なる点は、検索キーワードとのマッチング具合をオレンジの棒で示してくれること。こちらを見ることで、自社サイトと自社より上位に表示されているサイトの差を、視覚的に調べることが可能です。
なので、Google Analyticsの「キーワード全体のコンバージョン」に出てきたキーワードは、片っ端から「BIGLOBEサーチ」で検索してみて、実際の順位をチェックしてみましょう。前述の通り「BIGLOBEサーチ」はGoogleのOEM版。つまり、GoogleでSEO対策をする際の「上位サイトとの差が激しすぎてどうにもならなそうなキーワード」「ちょっと頑張ればもっと上位にいけそうなキーワード」の選別を短時間でざっくりと済ませることができるのです。目安のひとつとして利用するといいでしょう。



