SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

動画マーケティング最前線(AD)

Facebook+動画でトラフィックが50倍に! アメリカで再注目なのは「トラフィックをどう増やすか」

ネット対応テレビのアメリカでの普及率が40%へ。オンライン動画をテレビを通じて見る時代に?

 アメリカでの動画をめぐる動向として、もう1つ無視できないことがある。インターネットに接続できるテレビの出荷台数が伸びているのだ。

 単に「買ったらたまたま機能が付いていた」という理由で伸びているという側面もあるが、アメリカではテレビとインターネットのサービスをケーブルテレビ会社経由でセットにして利用している家庭が多い。そんな背景もあり、NetflixやHuluなどのオンライン動画配信サービスも好調だ。

 「来年の夏ごろには、アメリカ家庭の40%でインターネット接続対応のテレビが普及していると言われています。そうなった時には、『テレビで番組を見る』というよりも『コンピュータやiPad/iPhoneのアプリケーションを使う』という感覚で、アメリカの人はテレビを使うようになるかもしれません」と須賀氏。そうなればテレビは元々、動画を流すためのもの。Web用に用意していた動画もテレビを通じて見られるようになるのではないかと予見する。

 そんな近未来像を見据え、Brightcoveは韓国のLGエレクトロニクスと提携。LGのスマートテレビにも同社のプラットフォームを介して動画配信できるようになると発表している。

 「テレビでは高解像度の動画を見たいとユーザーは思うはず。その一方、スマートフォンで見る時は軽めの動画が好まれるでしょう。そうしたデバイスごとに動画を用意するとなると、大変な手間とコストが掛かります。それをBrightcoveのプラットフォームを使えば、オリジナルの動画ファイルをアップするだけで、視聴環境に応じて最適化して配信することができるのです」(須賀氏)

 日本でもインターネット接続できるテレビが登場しているが、アメリカと違って日本ではテレビをネットにつなげる家庭は少ないのではないか、と須賀氏は見る。従ってアメリカほど劇的な変化は起きないかもしれないが、今後を考える上で「スマートテレビが普及するかもしれない」という情報は頭の片隅に置いておいた方がいいだろう。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
動画マーケティング最前線連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/12/21 16:55 https://markezine.jp/article/detail/14718

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング