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検索結果画面ファーストビューをディスプレイ広告で占有 「サーチディスプレイ」の威力

 Yahoo! JAPANで企業名などのブランドワードを検索した際、ワードによっては検索結果画面のトップに大型の画像・動画広告が表示されるようになったことに気が付いただろうか。この広告はヤフーの広告商品「サーチディスプレイ」。その特長・利点について、同広告の販売実勢を増やし始めた広告代理店GMO NIKKOの担当者とヤフー担当者に聞いた。

GMO NIKKO株式会社 コンサルティング本部 ストラテジック部 第1グループ グループマネージャー シニアコンサルタント 古田 のどか氏(写真左)コンサルティング本部 ストラテジック部 第2グループ リーダー コンサルタント 藤原 雅寛氏(写真中央)ヤフー株式会社 マーケティングソリューションカンパニー サーチ&コマースユニット 検索連動型広告 サービスマネージャー 笠原 勝幸氏(写真右)
GMO NIKKO株式会社 コンサルティング本部 ストラテジック部
グループマネージャー エグゼクティブコンサルタント 古田 のどか氏(写真左)
コンサルティング本部 ストラテジック部
リーダー コンサルタント 藤原 雅寛氏(写真中央)
ヤフー株式会社 マーケティングソリューションカンパニー
サーチ&コマースユニット 検索連動型広告 サービスマネージャー 笠原 勝幸氏(写真右)

サーチディスプレイとは

 テレビCMで消費者の興味を引き立てたら、「続きはWebで」「○○で検索」とうたってWebへ誘導――。これは何も、テレビCMに限った話ではない。新聞・雑誌広告や電車の中吊り広告、街角の看板に至るまで、さまざまなメディアを使って消費者の興味を喚起し、最終的にはキャンペーンサイトへと導いて商品購入・会員登録などへ落とし込む。このようなマーケティング手法がすっかり定着してきた。

 だが、実際に消費者が検索してくれたとき、果たしてどれくらいの確率で、意図したとおりの誘導先へと導けているのだろうか。「検索してみたけれど、どれが該当ページか、よく分からない……」などと悩ませた結果、逃してしまった見込客も、相当数に上っていたかもしれない。

 その証左だろうか。オンラインへの入り口になる検索結果画面に表示される広告枠を工夫することで、サイトへの流入数を劇的に増やした事例が登場してきているという。

 そうした事例で用いられているのは、Yahoo! JAPANの検索結果画面に大型画像・動画広告を掲出できる「サーチディスプレイ」広告。検索結果画面の最上部に表示される広告枠だ。

PC画面表示(左)スマートフォン画面表示(右)
サーチディスプレイのPC画面表示(左)スマートフォン画面表示(右)

検索結果画面のファーストビューを大胆に占有

 サーチディスプレイ広告の活用法を顧客企業に提案し、成功事例を増やし始めている広告代理店がGMO NIKKOだ。

 「大手企業にとって、検索連動型広告『スポンサードサーチ』で自社関連のブランドワードを常に押さえておくのは、もはやMust事項。テレビCMなどと連動させた運用も、当たり前のことになっています。それでも顧客企業の広告担当者の中には、リッチな広告表現ができないところに物足りなさを感じていた方も。『検索連動型広告以外に、検索結果画面に掲出できて、もっと訴求力のある広告枠が欲しい』というニーズが芽生えつつあった中、登場したのがサーチディスプレイでした」(GMO NIKKO 藤原氏)

 「サーチディスプレイは、今までになかった見せ方の広告商品です。検索結果画面のファーストビューを大きく使い、画像やフラッシュで訴求できるわけですから。特定の商品やキャンペーンを訴求したい企業や、購入・申し込みを増やしたい企業に、ご提案していきたい広告商品ですね」(GMO NIKKO 古田氏)

 古田氏が語るように、サーチディスプレイの魅力の1つは画面占有率の高さ。特に「ハイサイト」(※)と組み合わせることで、ファーストビューのほとんどを、自社関連の情報で占有できるようになる。

※ハイサイトとは、オーガニック検索結果の中の自社サイトリンクの下に各ページのテキストリンクや誘導バナーを設置することで、オーガニック検索結果をリッチ化する商品であり、広告商品とは異なる。

次のページ
サーチディスプレイ+スポンサードサーチで相乗効果

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この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/03/25 14:00 https://markezine.jp/article/detail/22001

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