ミルトークを実際に使って、ユーザーと話してみた
ミルトークの利用登録はサイト上で簡単にできる。法人名や住所、電話番号、担当者名などを入力すると、仮登録が完了。登録するとマクロミルから利用確認の電話がかかってくるが、サイト上の品質管理をするためだという。その電話をもって登録が完了し、サービスを利用することができる。ではさっそく、3つの代表的な機能を実際に使ってみよう。
『きいてミル』で掲示板を作成する
まず『きいてミル』で掲示板を作成する。とはいえ、トップ画面から遷移できる掲示板作成画面で、タイトルと内容を入力してカテゴリを選び、利用規約に同意すれば完成。実に簡単だ。その後、数分で投稿が始まり、あっという間に回答が集まる。このスピード感も、面倒なリサーチへのハードルを下げてくれる大きなポイントだ。
また、作成画面でその都度有償オプションをつけることもできる。一つは機能拡張オプションパック(※税抜30,000円/1掲示板)。無料プランでは、モニターの書き込みは1掲示板につき100件までの制限があるが、これが無制限になる。また、参加するモニターの条件を、年齢や性別、都道府県、未既婚、子供の有無、職業、年収など様々な属性で絞り込むこともできるようになる。またオプションパックを利用すれば掲示板情報のCSV出力が可能になるのも便利だ。
さらに、参加可能なモニターに対して、掲示板が作成されたことをメールで知らせることができたり、コメントをダウンロードできるようになったり、掲示板がサイト上でユーザーの目に止まりやすくなるようデザインを変更したりと、より効率良くリサーチができるようになるのだ。もう一つは掲示板非表示オプション(※税抜10,000円/1掲示板)。こちらは、他の法人アカウントや未ログインユーザーからの閲覧ができなくなるので、デリケートな商品についての話題の場合は便利だ。
※2015年5月現在の価格です。料金は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承ください。
掲示板を作成してから、30分程度で約50のコメントがつきました。回答スピードの早さにも驚きましたが、記入されるコメントの質も的確でした。また回答者の年代と性別もわかるのはとても便利です◎実際に作成した掲示板はこちら。
作成した掲示板では、質問を投げっぱなしでモニターから回答を待つだけではなく、書き込まれた回答に対して、「ありがとう」と「わかる」といったスタンプも押せるソーシャルメディアのような機能もある。さらにそのスタンプの有無や数でソートをかけることもできるので、よりたくさんの共感を得た意見を探すこともできる。
「きょうのひとこと」をチェック
ここでは、ミルトークの参加者が、日々の生活の中で感じた商品やサービスに対するリクエストを、タイムラインに自由に投稿している。様々な属性の人の書き込みがたくさん連なっているので、自社の商品開発やサービス向上のヒントを見つけられるかもしれない。