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LINE、ライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」開始/AKB48の“生”にかける意気込み

 12月10日、LINEはライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」を開始した。同日開かれた記者会見では、動画配信プラットフォームの構想・ビジョン、展開が発表された他、第1弾配信を実施するAKB48のメンバーがライブ配信にかける意気込みを語った。

 12月10日、LINEはタレントやアーティストによるパーソナルライブ配信のほか、イベントや劇場、TV・ラジオと連動した番組をプッシュで配信するライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE(ラインライブ)」を開始した。同日開かれた記者会見では、取締役 CSMO 舛田 淳氏と執行役員 佐々木 大輔氏が動画配信プラットフォームの構想・ビジョン、展開が発表。その他、第1弾配信を実施するAKB48のメンバーがライブ配信にかける意気込みを語った。

よりリッチなユーザー体験を提供するプラットフォームへ

 「LINE LIVE」は、コミュニケーションアプリ「LINE」の保有する国内5,800万人のスマートフォンユーザー基盤と高いアクティブ率、プッシュ通知機能の仕組みを活かしたライブ配信プラットフォーム。コンセプトは“ LIVE is Real ”だ。時間や場所を選ばずリアルタイムに、パッケージ化されていないリアリティーのある情報・コンテンツを、「LINE」ならではの繋がりを活かすことで、“今、その瞬間”を楽しめるスマートフォンならではの視聴体験を実現する。

LINE株式会社 取締役 CSMO 舛田淳氏
LINE株式会社 取締役 CSMO 舛田淳氏

 LINEでは、スマートフォンの普及拡大およびアプリ市場の成熟化に伴い、「LINE」の豊富なユーザー基盤と高いアクティブ率を土台に、あらゆる人や情報・サービスを「アカウント」を軸として繋げていくプラットフォーム戦略を推進している。アカウントを通じた情報配信の仕組みとして、今回ライブ映像配信機能を追加することにより、スマートフォンならではのリアルタイム性を活かした、よりリッチなユーザー体験を提供するプラットフォームへと進化していく。

プッシュ通知機能によりその場で集客

 LINEでは2014年2月より試験的な取り組みとして、タレント・アーティストなどの著名人や企業の公式アカウントを通じてライブ映像を配信する機能「LINE LIVE CAST」を展開し、2015年5月に配信した「しょこたん でんぱ組生放送」では230万以上のコメントを、同10月に配信した「めざましテレビPRESENTST-SPOOK」では510万人以上の視聴者数を記録するなど多くのユーザーに利用されてきた。サービスの機能・コンテンツラインナップ共に大幅に拡充し、新たに「LINE LIVE」として提供を開始することとなった。

LINE株式会社 執行役員 佐々木大輔氏
LINE株式会社 執行役員 佐々木大輔氏

 本サービスでは、著名人・タレント、企業、個人など様々な主体によるライブ配信形式の映像・番組を、「LINE LIVE」公式アカウントやタレント・アーティスト・企業の公式アカウント、スマートフォンアプリ、Webブラウザなどを通じて配信し、「LINE」のプッシュ通知機能によりその場で集客する。さらに配信者と視聴者が直接コミュニケーションできる機会を提供することにより、皆で同じ番組を、リアルタイムで同時に楽しみ、盛り上がる視聴体験の機会を再復興するとともに、ライブ映像を通じて人と人、人と情報・コンテンツを繋ぐスマートフォン時代の新たな情報流通ハブとなることを目指す。

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この記事の著者

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/12/10 19:00 https://markezine.jp/article/detail/23585

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