SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

Yahoo!広告活用の今を追う(AD)

データ活用の実践的なヒントを提供 情報サイト「Insight for D」オープン!

“うまくいかなかったケース”から学びを得る

MZ:まだ開設して間もないところですが、すでに反響が大きかった記事などはありますか?

鈴木:先ほど挙げていただいた、プロバスケットボールの「B.LEAGUE」でのデータ活用事例は、手応えがありましたね。スポーツは皆さんに身近な話題であり、意外とデータ活用が進んでいたりするので、以前から取り上げたい分野でした。バスケットボールは新興スポーツだからこそ、リーグ主導でかなり積極的な取り組みがなされていたので、思った以上に充実したお話になりました。

 それから、成功事例だけでなく、うまくいかなかった話への反応も大きいと感じています。たとえば、ある企業がDMPの導入を進めていたのに、最終的にトップの意見で白紙に返ったとか……。その場合、何がいけなかったのかを紐解けば、成功させるための視点を得ることができます。そういう切り口も盛り込んでいきたいですね。

MZ:ちなみに、どのような編集体制で運営しているのですか?

鈴木:Insight for Dは、私がみているマーケティング部管轄のプロジェクトなので、マーケティング部内に編集室があり、編集主幹を含めて10名弱があたっています。今のところ、皆で手分けして社内外の取材から入稿まで行っています。以前にマーケティングソリューションブログで扱っていたような情報も含め、週に3~4本を更新しています。

データが「あって当たり前」の時代に役立つサイトへ

MZ:ヤフーとかかわりのない、純粋なデータ活用事例の記事のほうが多いですが、今おっしゃったマーケティングソリューションブログで扱っていたような情報などは、ヤフーだからこそ提供できるコンテンツですね。

鈴木:そうですね。先ほどお話ししたように、広告色が出ないようにはしていきますが、やはり当社のマルチビッグデータは他に類のない厚みがあるので、それを通した解析や施策の効果検証にはたくさんのヒントが詰まっています。当社ならではの情報も、もちろん積極的に発信していきます。

MZ:直近で力を入れていくことは?

鈴木:現状の記事は、入門・事例・市場トレンドの3カテゴリですが、近々4~5つになるよう準備中です。また、日々社内の各部署に出向いて寄稿などの話もしているので、当社の個々人の知見も加えていきます。

MZ:発足したばかりで反響が大きいとのことで、今後が楽しみですね。最後に、今後への期待をお教えください。

鈴木:当面のメインターゲットは、プロのデジタルマーケターですが、今は本当に何もしなくても企業にどんどんデータが集まってきますし、社内で関わる人もマーケターだけに限らなくなっていますよね。

 データを起点にしたバリューチェーンを考えると、経営層はもちろん、あらゆる立場の方にとって何らかの気付きを得られるサイトになればと思います。データはもはや、あって当然なので、幅広い人のインスピレーションとなるような記事をどんどん発信していきます。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
Yahoo!広告活用の今を追う連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2016/05/20 11:50 https://markezine.jp/article/detail/24342

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング