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ムーミン×膨大なリーチでPVを想定の1.5倍に~ケンタッキーがLINE NEWSに出稿した理由とは

会員以外のユーザーにアプローチ

MZ:今回「LINE NEWS DIGEST」の広告枠に対し、記事広告を出稿した理由について教えてください。

塩谷:弊社では、リーチする対象に関して内海と外海という考え方を取り入れています。内海とは、メルマガや自社アプリのユーザーに当たります。LINEの公式アカウントの友達も内海ですね。一方、外海というのは、まだ弊社が管理している顧客接点につながっていない人たちです。

 そして、今回LINE NEWSでの広告出稿を実施したのは、後者へのアプローチを行うためです。弊社の公式アカウントとつながっていないLINEユーザーは、数千万単位でいらっしゃいます。その中から少しでもケンタッキーとのつながりを持っていただければと考えました。

MZ:LINEではタイムライン上の広告なども提供していますが、中でもLINE NEWSにしたのはなぜですか。

塩谷:LINE NEWSで届ける理由としては、今回ムーミンという強力なコンテンツを使っているからです。「ケンタッキー×ムーミン」というお知らせを、できる限り多くの新規ユーザーに届けたい。そのためにニュースメディアに出稿したいと考えました。

 また、先ほどお伝えしたように弊社では新商品発表や人気コンテンツとのコラボなど年間で約15回キャンペーンを実施しています。人気コンテンツとのコラボはニュース性が強いし、記憶に残りやすい。そういった意味でも最良な選択だと考えました。

2度目はキャンペーン告知に注力

MZ:今回のキャンペーンにおける施策内容について、お話し頂けますか。

塩谷:2015年11月25日からスタートしたキャンペーンでは、ムーミンのスープマグ付きセットを販売しました。ムーミンを使ったキャンペーンは2年目で、前回の2014年は予想以上の反響があり発売から1週間で売り切れてしまったのです。

 2015年はその結果を踏まえ、製造数を2014年より増やし、告知も強化することで販売数をさらに伸ばすことになりました。メルマガや自社アプリといった会員向け施策はもちろん、アドネットワークやTwitter広告、テレビCMなども利用しました。LINE NEWSに関しては、キャンペーン開始当日に「LINE NEWS DIGEST」への出稿を行いました。

実際に配信されたクリエイティブ

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PVは想定の1.5倍、CTRも7.9%

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/06/21 10:15 https://markezine.jp/article/detail/24536

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