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小学館とディーエムソリューションズの事例に学ぶ、メディアマネタイズの種を見つける方法

編集者の感性とデータを上手く組み合わせる

MZ:では、最後に今後の展望を聞かせてください。木村さんからお願いします。

木村:コンテンツのフォーマットによってコンバージョンがどう変わるのかわかるようになるとおもしろいですね。昨今動画がフォーマットとして注目を集めていますが、果たして本当に購買につながるものなのか。動画のコストはテキストの数十倍、数百倍かかるので、成果もそれに比例して上がらないと割に合いませんので、検証できたらおもしろいですね。

 また、先述のマネタイズに至っていないがエンゲージメントの高い、金のなる木になる可能性の高い記事を、どう見せ方を変えてコンバージョンを生み出すコンテンツにするかを考えたいですね。これもデータを蓄積していくと取るべき施策が見えると思うので、分析に励みたいと思います。

MZ:まさにコンバージョンを科学していますね。河村さんはいかがですか。

河村:雑誌が主業の小学館は、発行している雑誌の数だけWebサイトもあります。しかし、それぞれがセグメントされたバーティカルなメディアが多く、規模感を追い求めるには限界があります。

 「数」だけではなく、「質」の面で、それぞれが個性を放ち、ユーザーと深いエンゲージメントで繋がれたサイト群にグロースさせていく必要があります。そのためにもデータ活用を今後も積極的に行っていく必要性を感じています。

 あとは、「編集力」や「編集者の感性」といった今まで可視化することが難しかった出版社の持つ人的な資産にデータの力をかけあわせることで、サイトグロースやマネタイズの良いサイクルを作っていきたいです。

マネタイズにつながるフォーマット、クリエイティブ開発にも注力

MZ:サービスを導入された2社に展望を語っていただきましたが、サービス提供側の両社にも今後の展望をお伺いします。塚田さんはいかがですか。

塚田:データの可視化によって、マネタイズのチャンスを発掘することはもちろん、先ほど木村様がおっしゃったような、マネタイズにつながるフォーマットやクリエイティブも開発したいですね。

 また今後、アフィリエイトは単なるアドのネットワークではなく、マネタイズ手段として、より言葉の意味が変わってくると思います。そのため、アフィリエイトをマネタイズの手段に採用するメディアを増やしていき、多くのデータを分析して、各メディアがコンテンツという資産を有効活用できる新たな方法を提供できればと考えています。

 コンテンツ制作に対する投資回収効率を高め、コンテンツの価値をより高め、ユーザーの満足度も向上させることでメディアに人が集まってくる。その循環を、データを使って作って行きたいです。

足立:我々は記事型メディアだけでなく、動画メディアやゲームアプリの相互送客プラットフォームを運営する企業のお手伝いもしています。それで比べてみると、記事型メディアのユーザーリーチの幅広さというのは圧倒的です。

 たとえば動画は若年層が中心となって相当な再生回数を生み出してますし、ゲームにしても、一部の人がすごく熱狂的にお金を落としている世界です。それに比べ、多くの人が大なり小なり触れる記事型メディアは、ユーザー接点の創出という点ではものすごくポテンシャルがあります。

 我々としては、ゲーム、動画、記事、すべてのコンテンツに関わるデータを取得して、コンバージョン、マネタイズまでの勝ちパターンを生み出し、各メディア様をご支援していきたいですね。

MZ:アフィリエイト自体はデジタルマーケティングの黎明期からある手法ですが、ここにきて、活用の幅が広がっているように感じます。今後、各メディアがどのように活用を進めるのか、期待しましょう。

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この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター 出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/10/23 09:00 https://markezine.jp/article/detail/27212

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