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ネットで話題になるとどうなる?担当者が語るビフォーアフター

あなたはもう食べた?タカラトミーアーツ『究極のTKG』が仕込みゼロ&商品力だけで話題になったワケ

ネットでバズるために欠かせない要素とは?

――ネット上で『究極のTKG』が話題になったことで、五島さんのネット記事やSNSに対する認識に変化はありましたか?

五島:今まで無かったオンリーワンの商品ですので、ある程度の反響は予想していましたが、実際は想定上に拡散され、話題にしてもらいました。今回の経験では、改めてネット活用の「拡散力」のすごさを感じたところです。

――『究極のTKG』は、今後どういった展開をお考えなのでしょうか?

五島:お子様から大人まで楽しめる商品となっておりますので、一家に一台あるような、定番アイテムを目指して、『究極のTKG』を使ったレシピやアレンジ料理など、使用シーンの訴求を行っていこうと思っています。

――「ネットで話題喚起する手法」や「ネットで話題になった時の対応」など、MarkeZine読者にとって有益なアドバイスがあればお願い出来ますでしょうか?

五島:ネットで話題にする為の一つとして、キャッチコピーやコピーライトなど、一言で心に突き刺さる「言葉」が非常に重要だと思います。また、人と人が繋がる事で拡散されるネット戦略を組むのであれば「人に言いたくなる・自慢したくなる」といった要素を入れることも重要だと思います。

――どうもありがとうございました。

 「究極の卵かけご飯」という消費者の潜在的なウォンツを掘り起こし、企画力・商品開発力というシーズを組み合わせて実現した『究極のTKG』。この成功事例は、マーケターの課題としてよく言われる「ありそうでなかった商品やサービスを生み出せ」というお題に対する回答でもあります。

 言うのは簡単ですが、消費者自身が気づいていないウォンツをもとに、「ありそうでなかった商品」を具現化するのは大変な作業です。五島さんの話を訊いて、日本人のソウルフードとも言える「卵かけご飯」×他に類似品がないという唯一無二の存在感が、『究極のTKG』がこれだけ話題になった原動力だったんだなと感じました。

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2018/07/03 08:00 https://markezine.jp/article/detail/28723

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