広告プラットフォームを提供するTeads Japan(ティーズ ジャパン)は1月17日、CPiVモデル(Cost Per Incremental Visitors:新規訪問者課金)の広告ソリューション「Teads True Visits(以下、TTV)」をローンチした。
TTVは、遷移先のランディングページにおける新規訪問者のみを課金対象とするディスプレイ広告。過去にユーザーが同一のランディングページを訪問した場合には課金の対象外となるなど、従来のCPC(Cost Per Click)型の広告とは異なる広告ソリューションだ。
これによって、同社が強みとするユーザーフレンドリーで能動的に接触を促すインタラクティブなクリエイティブを、プレミアムパブリッシャーネットワークを通じてユーザーに配信できるようになった。ユーザーの広告接触や滞在時間が長くなることで、エンゲージメントの強化が期待される。
また広告主は、リッチでパフォーマンスの高いディスプレイ広告をTTVモデルで導入することで、純増分のみの新規訪問者数を獲得でき、通信遅延や早期離脱などで発生した無駄なクリックのコストを削減することができる。さらに、クリエイティブのインプレッション表示自体に費用はかからないため、新規訪問者獲得までの誘導において、より適切なコミュニケーションを行うことができる。
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