「TikTok Ads」3つの特徴
――では、続いて「TikTok Ads」について聞いていきたいと思います。まず、「TikTok Ads」の概要をお聞かせください。
西田:「TikTok Ads」は、これまでの広告配信プラットフォームをフルリニューアルしたものとなります。特徴は大きく3つあって、1)全般的な機能・UIのフルモデルチェンジ 、2)クリエイティブの自動生成機能 、3)TikTok DMPを活用した高精度なターゲティング機能です。
――それぞれどのようなものでしょうか?
西田:機能面では、データ分析やレポーティング機能を実装するなど、いわゆる広告プラットフォームが提供している機能で、我々がこれまでキャッチアップできていなかったものをすべて実装しました。それにともない、分析とレポーティングを一つの管理画面のなかで行えるようにするなど、UIを全面的に改修しました。旧来モデルを活用していた代理店さんからは、「UIが見やすく、使いやすくなった」と言っていただけています。

TikTok用クリエイティブを自動で生成
――では、「クリエイティブの自動生成機能」とは?
西田:TikTokはこれまでにない演出やエフェクトが特徴なので、「どう広告を作っていいかわからない」と、悩まれる広告主企業様もいらっしゃいます。そこで、それを解決するために実装したのが、「クリエイティブの自動生成機能」です。
使い方としては、まず動画に使いたい静止画の画像を15・6枚入れて、権利処理された楽曲のなかから好きなものを選ぶ。するとクリエイティブのパターンがいくつか自動生成されるので、そのなかで好きなものを選び、そのまま広告として投下する、という流れです。
―――素材は静止画でいいんですね!
西田:そうなんです。意外と簡単に作れるということで好評です。