UNiCASEが実店舗でデータポータルを活用 GMO-PGが支援
CCCフロンティアが運営する「UNiCASE」は、6万点に及ぶスマートフォンアクセサリーを販売するオンラインストアだ。実店舗も展開し、北海道から九州、海外はハワイまで14店舗を数える。また同社では、UNiCASEで培ったノウハウを活かし、小売業者向けにコンサルティングやシステム開発支援も行っている。
オンラインストアに、GMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)の決済サービスを導入したのは2011年と、その付き合いは長い。GMO-PGでは、決済サービスのみならず、デジタルマーケティングを中心とした事業者の売上アップ支援となるサービスも提供。UNiCASEが事業を開始してしばらくは、広告出稿よりもオーガニックサーチに力を入れてきたが、GMO-PGに協力を要請したタイミングで、リスティング広告を中心にネット広告の出稿を開始、そこからはともにUNiCASEを成長させてきた。
そして2018年、2社は新しいプロジェクトに挑戦した。UNiCASEの実店舗におけるデータドリブンな販売を実現するため、Google データポータルを活用しようというものである。同プロジェクトの詳細について、かかわった4人に話を聞いた。
――なぜ今回、データポータルを活用するプロジェクトに取り組むことになったのでしょうか。経緯をお話しください。
小沼(GMO-PG) そもそも、オンラインストア「UNiCASE」様では、2010年にGMO-PGの決済サービスを導入、それから約8年にわたりご利用いただいています。また当社では、決済サービス導入企業様に対し、より売上を上げていただくべく、デジタルマーケティングでの支援を行っています。デジタルマーケティング支援に関しても、2013年6月からご利用いただき、5年以上のお付き合いです。今回のデータポータル活用についても、売上アップ支援の一環です。
岡部(UNiCASE) UNiCASEの場合、もともとSEOが強かったこともあり、2013年頃まではオーガニックサーチに力を入れ、リスティング広告等の広告出稿は行っていませんでいした。きっかけは、GMO-PGさんのセミナーに参加したことです。そこから、さまざまな支援会社さんのお話を聞きましたが、ご提案いただいた内容が一番良かったと感じましたので、GMO-PGさんにお願いすることにしました。すでに決済サービスを利用していましたので、トータルにお任せできることもメリットだと感じました。
小沼(GMO-PG) UNiCASE様は、グループ会社でシステム開発やWebデザインを行うCCCフロンティアラボ様の協力もあるため、新しい施策に対し迅速に対応いただけます。今回の実店舗でのデータポータル活用に関しても、ご両者様とならぜひご一緒したい、きっとやり遂げられると思いました。