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進化を遂げ、次のフェーズへ――LINEのクロスターゲティングで集客とCRMの統合的な運用を実現

8,300万人の規模で集客とCRMを統合的に運用

――クロスターゲティングを活用することで、具体的にどのようなメリットが期待できますか?

菅野:端的には、広告主様にLTVを最大化していただくことが狙いです。たとえば、ゲームアプリの広告主様がLINE広告で集客し、チュートリアルを突破しなかったユーザーに対してLINE公式アカウントでメッセージを出し分け、ROASを引き上げていく。

 他にも、通販の広告主様が、LINE公式アカウントのメッセージをなかなか開封してくれないユーザーに対し、LINE広告で別のクリエイティブを使って訴求することで開封率を上げ、結果としてLINE公式アカウントでのコンバージョン率を全体的に高めていく……などのシナリオも考えられます。

 LINE広告やLINEセールスプロモーションといった個々のプロモーション手段だけでなく、LINE公式アカウントというユーザーとつながり続けることができる場を組み合わせたプランニングができる。8,300万人の規模で集客とCRMを統合的に運用できるプラットフォームは他にないはずなので、LINEとしてこの世界を実現していきます。

平山:これまでもフルファネルマーケティングは提案してきましたが、やはり各プロダクトで独立したプランニングに留まっているところがありました。しかし、これからはクロスプラットフォーム上で一人ひとりのユーザーデータをシームレスに引き継いだ施策が可能になります。私たちも真のフルファネルマーケティングをご提案できることに、とてもワクワクしています!

菅野:やはりLINEの強みは、ユーザーの顔が見えるLINE公式アカウントがあること、ユーザーとの直接的な接点を非常に大きな規模で持っていることにあります。コミュニケーションのインターフェースであることが、極めて重要なのです。LINEなら、ユーザーデータを持ちながら、認知・集客・CRMと一貫したマーケティングが実現します。

2020年、事業主・代理店とLINE活用の方程式を見つけたい

――では最後に、今後の展望についてお聞かせください。

泉:まずは、クロスターゲティングの対象プロダクトを増やし、プロダクト間でのシームレスなデータ連携の早期実現に努めます。そして、店頭販促プラットフォームである「LINEセールスプロモーション」をはじめ、新しいプロダクトである「LINEチラシ」やトークリストの最上部に広告を配信できる「Smart Channel」などすべてのプロダクトを横断し、そのレポーティングの精度も高めていきたいと考えています。ゆくゆくは、位置情報の活用などリアルの領域にも取り組みたいです。

平山:現在のマーケティング課題として、業界ごとに使われる言語が異なるなどの複雑性があります。LINEは、これをシンプルに整え、どんなお客様でもクロスターゲティングを当たり前のように活用できるシナリオをマーケットに届けたいと思います。

菅野:2020年は、お客様と代理店の皆さまと一緒に、LINE活用の方程式を見つける年だと考えています。お客様ごとにROIやLTVから逆算した最適な方程式があるはずで、その解が生まれたところにはビジネスメリットだけでなく、ユーザーにとっても欲しいメッセージや情報が届くコミュニケーションが成立しているでしょう。この方程式を早いタイミングで確立したいと考えています。

 また、世の中にはオンラインだけでなく、オフラインも含めて情報や人のトラフィックが多く存在しています。その中で、LINEは集客をしたり、ディスプレイで情報を発信したりと、人と情報のハブになり得ると思うのです。

 人と情報がつながり、つながった先で生まれる価値をLINEが可視化し、企業とユーザーのメリットにつながる世界を構築していきたいです。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2020/02/12 09:00 https://markezine.jp/article/detail/32753

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