知らなかった商店街を見つけた!「新発見で地元愛消費」
【7つの旅路】
「新たな時間の使い方を探す旅路」
外出自粛、在宅ワーク、学校の休校などにより、人々の行動パターンや一日のスケジュール感は大きく変化した。そこで時間の使い方がテーマとして浮上してきた。どんな目的で何をどのようにするのか、余裕ができた人もなくなった人も、より良い選択をしようとして新たな行動を起こしている。
【共感スイッチ】
これまで意識していなかった地元の良さを見つけて楽しみたい
【共感度/持続度/未充足度】
- 共感度 58.2%
- 持続度 87.8%
- 未充足度 48.0%
※宣言解除後の7月のスコアのみ
【非共感ポイント】
有名なところばかりにスポットライトが当てられる
【代表する消費者事象(n=1)】
家の近所を歩いて海を眺めたり、知らなかった商店街を見つけてテイクアウトで家族にカレーを買って帰ったりするようになった。これまではふだん近所を散歩することはなく、休みは遠くに出かけてばかりだった。しかし歩いてみると、学校の帰りにぶらぶら寄り道して帰ったときのようで、いろいろ発見があり楽しいので今後も続けたい。
女性/34歳/神奈川県/未婚/子供はいない/正社員/医療関係で事務/1000万円以上
【Beforeコロナの価値】
世間的にメジャーなものを楽しむ
【With/Afterコロナの価値】
地元の良さを発見して楽しむ
【定量的に共感度+未充足度が高い属性】
- <年代別> 65~79歳
- <性年代別> 65~79歳女性、65~79歳男性
【新・欲求への対処】
「これまで意識していなかった地元の良さを見つけて楽しみたい」という欲求が強まる中、みなさんのビジネスでこの欲求を充たすことができるとしたら、何ができるでしょうか。そのように発想してみてください。
「新・欲求」が新たな生活/消費行動を生んでいる
消費者は、日々コロナの感染者数のニュースに触れ、感染拡大に注意を払いながらも、ニューノーマルに向かって動き出しています。そこでは、新しい欲求が新たな生活/消費行動を生んでいるのです。この“新・欲求”と企業が提供する価値にギャップが生じると、ビジネスは縮小に向かいます。逆に言えば、このギャップをいち早く発見し、埋めて行くことができれば、それは大きな機会になるということです。
「消費者の欲求の変化をいち早く捉え、素早く実行に移して頂くための示唆を提示する」
これがデコムで発表した「With/Afterコロナに企業が注視すべき消費者の新・欲求“ニューノーマル・プラネット”」のレポートに込めた想いです。
9月に開催されるオンラインイベント「MarkeZine Day 2020 Autumn」は、「新時代で勝ち残る、継続的な事業成長を目指す企業のマーケティング戦略や施策に焦点を当てる。多くのマーケターと知見を共有しながら、次の一手となるヒントの得られるコンテンツを提供する」ことをテーマにしていると聞いています。私もその中で、「ニューノーマル時代の消費者インサイトに適応せよ ウエディングパーク、LIFULLの実践をデコムが説く」というセッションでモデレータを務めさせていただきます。コロナで変わる消費者のインサイトの知見が、少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。オンラインでお会いしましょう。
【開催概要】
イベント名称:MarkeZine Day 2020 Autumn
大松氏登壇セッション:「ニューノーマル時代の消費者インサイトに適応せよ ウエディングパーク、LIFULLの実践をデコムが説く」
日時:2020年9月2日(水)16:50~17:50
会場:オンライン
参加費:無料(事前登録制)
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