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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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私のキャリア

自分を信じて頑張れば、夢は何度でも叶う

飾らない自分に、たくさんの共感が集まる

――続いて、仕事でやりがいを感じる瞬間を教えてください。

 やはり一番嬉しいのは、自分のコンタクトからアポイントが生まれて商談につながり、ご契約いただくこと。そして、お客様のビジネスが成長して、成功事例としてお話しいただけるような関係性が育まれた時です。自分がちゃんと貢献できたことを実感しますね。

 インサイドセールスは、自分の成果をなかなか感じにくい仕事だと思います。すべてのアポイントがご契約につながるわけではありませんし、お客様と直接お話しするのはフィールドセールス。だから、「堤さんが書いたメールマガジンが良かったです」と声をかけていただくなど、やったことの成果が実感できる瞬間はやりがいを感じます。

 そんな実感を増やすために心がけているのは、本質的な仕事をすることです。ホットリンクの営業スタンスでもありますが、「本当に私たちのソリューションがお客様のビジネスに役立つのか」「このご提案はお客様のビジネスフェーズに最適か?」などは、つねに考えて行動しています。極論、「お客様のためにならないと感じたら、お断りしよう」の共通認識があるんです。

 そして、何事も楽しむ気持ちを大切にしています。インサイドセールスの仕事は、毎日何十件と電話やメールをするなど、単純な作業になりがち。ですが、見方を変えると、様々な企業の情報に触れ、コンタクトできるから、インプットとアウトプットを繰り返す機会にあふれているんです。手元にあるデータを参考に、お客様のビジネスに貢献できそうなサービスの紹介や情報をまとめたり、担当者の方の仕事の流れを考えて、コンタクトを取る時間を変えたりなど、工夫のしがいがたくさんあります。お客様の反応を見て、改善を繰り返していく。これらを前向きに楽しんで取り組めると、勉強にもなるし成果にも表れます。

 また、自分の言葉で語ることにもこだわっています。私は、noteを書いたりYouTubeチャンネルをスタートしたりと、個人でも積極的に発信を続けています。内容は、好きなゲームの話など、仕事とはあまり関係のないことから、「インサイドセールス・ラプソディー」なるインサイドセールスの曲を作って歌ったことも。遊び半分のようなコンテンツですが、これをきっかけに仕事やセミナー登壇のご依頼をいただく出合いが生まれています。不思議と価値観が同じ人や、共感してくださる人がまわりに集まってくれるようにもなりました。自分を大きく見せず、自然体で毎日を楽しみたいです。

――終わりに、これからの展望を教えてください。

 やはり、まずはインサイドセールスを極めることです。チームリーダーとして、マネジメントスキルも求められますし、マーケティングもより勉強していきたいです。ただ、そこだけに留まらずに、新しい分野も学び、どんどんインプットとアウトプットを重ねていきたいですね。すると、また違う景色が見えてくるかなと期待しています。ありがたくも、ヴィジュアル系インサイドセールスとして、名前を知っていただける機会が増えました。「こんなおもしろい人もいるんだ」「インサイドセールスの仕事って楽しそうだな」と感じていただけるように、業界へ良い影響を与えていけたらと思っています。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/07/28 06:30 https://markezine.jp/article/detail/36787

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