アタックZEROの事例で見えた、TikTokの可能性
MZ:今回の事例を通じて得られた知見、学びはありますか。
山田:大きく2つの学びがありました。1つ目は、訴求を絞ることの重要性です。今回は、片手で簡単に洗剤投入ができる点に絞り、この訴求の最大化を狙って、ターゲットやクリエイターの選定、プランニングを設計しました。
2つ目は、コンテンツの作り方です。今回の取り組みでは、広告色が強すぎないようなバランスでクリエイターの波及力を活かし、オーガニックライクなコンテンツが制作できました。その結果、ユーザーさんの共感形成にもつなげられたと感じていますし、今後の施策にも役立つ示唆となりました。
南部:これまでも、花王様には日焼け止めや化粧品などいくつかのブランドでTikTokを活用いただいたことがありました。しかし、洗濯用洗剤のアタックZEROでは初めてだったので、今回成果を出せたことで、様々な商材でTikTokを活用できる可能性を感じました。
今後もアタックZEROの価値をTikTokで伝えていく
MZ:今後アタックZEROのマーケティングにおいて、TikTokはどのような役割を果たしそうでしょうか。
山田:ユーザー数が大きく伸びているプラットフォームなので、より多くの方々にアプローチできる可能性を感じています。また、コンテンツの質や視聴後の充実感・受容性が高い点も魅力に感じています。
また、今回の取り組みを通じて、TikTokユーザーの毎日の暮らしに関するTipsを求めていることも見えてきたので、今回の施策での学びを活かしながら、アタックZEROならではの価値伝達を進めていきたいです。
MZ:最後にお2人から今後の展望をお話しください。
山田:ここ1~2年で「洗濯の回数が増えた」「洗う量が増えた」といった声は増えており、今後も衛生への意識が高い状態が続くと思います。そんな、時代とともに変わりゆく清潔のニーズにしっかりと応えていくブランドでありたいです。
また、アタックZEROを通じて、「お洗濯は面倒くさい・大変」というイメージを払しょくし、お洗濯の楽しさや気持ち良さをお届けできたらと思っています。
南部:今後も花王様をはじめ、各ブランド様の成し遂げたいゴールに向けて、様々な形でサポートしていきたいです。今回はTikTokクリエイターを活用した事例でしたが、TikTok For Businessには様々な広告メニューがあります。それらを駆使して、より良い成果につなげていきたいです。
また、アタックZEROに関しては、次回はクリエイター配信以外のメニューを活用しながら大きく認知を獲得するご提案をしておりまして、今後もTikTokを通じてお洗濯をよりポジティブなものに変換できるよう、わずかながらも貢献させていただければと思っております。
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