東芝データは、電子レシートサービス「スマートレシート」の会員、約110万人のレシートデータから購買データを統計化。実購買から見る生活者の2月分の買い物動向を分析し発表した。
2月の平均購入金額は、前年同月比で約1.0%(-27円)の減少となっており、2022年9月以来の前年同月比マイナスとなった。
これは平均単価が約4.2%(約+9.1円)上昇に対し、平均購入数量は約5.0%(約-0.61点)減少したことが要因。単価上昇にともなった平均購入数量の落ち込みが顕著に見られた。
3月以降、食料品や飲料、日用品など3,000品目以上の値上げが予定されており、原材料価格高騰、物流コスト上昇など、この先の値上げはしばらく続くものと予想される。
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