Zoom Video Communications(以下、Zoom)の日本法人であるZVC JAPANは、「Zoom Contact Center」の国内提供を発表した。
同サービスにより、企業はビデオ・音声・チャット・電話など様々なチャネルで、顧客の問い合わせにパーソナライズされた応答を提供できる。これにより、企業が効率的に顧客とつながり、大規模なコミュニケーションの実現を支援していく。
特徴としては、Zoom MeetingsやZoom Phone、Zoom Team ChatなどのZoomプラットフォームの一部とシームレスに連携。Zoomアプリを使用するため、ITも簡素化できる。拡張性も高く、中堅・中小企業からエンタープライズまで幅広い企業の支援が可能だ。
さらに顧客とのビデオ接続をスムーズに実現しながら、オムニチャネルでコンタクトセンターをサポート。エンドユーザーはウェブやアプリ、電話から必要に応じてエージェントとのビデオ通話を始めることができる。
また、会話型AIとチャットボットソリューションを融合した「Zoom Virtual Agent」の日本語版の提供も順次開始する。
Zoom Virtual Agentはコールセンターへの負担を軽減しながら、顧客に対する支援の質の向上を図ることができる。Zoom Contact Centerと合わせての利用だけでなく、単体の会話型AIソリューションとしても導入が可能だ。
【関連記事】
・Zoom、2つの新機能を日本語版で提供開始 バーチャルイベントの作成・運営が可能に
・Zoom、イベント管理ソリューション「Zoom Sessions」提供 企業ごとにカスタマイズ可能に
・Zoom、バーチャル体験用プラットフォーム「Zoom Events」を発表。今夏リリース予定
・NTT Comら3社、コンタクトセンターの音声データを活用したCX向上支援のソリューションを提供開始
・電通デジタル、人間味あるデジタル体験の実現を支援 プロシードと提携し次世代型コンタクトセンターを構築