若い世代にZENBブランドを広げるには
——学生さんから様々なご意見が出ましたが、長岡さんからは何かお聞きになりたいことがありますか?
長岡:このブランドを立ち上げる際、「若い世代の人も共感してくれて買ってくれると嬉しい」と思っていたのですが、実は今の購買者の主力年代が40〜50代で、場合によっては60代の方なんです。先ほども話に出たように、やはりコストや手間がかかるため商品価格も決して低価格帯ではないですし、若い方はブランドの理念に共感はしても、日常生活に取り入れるとなるとやはりハードルが高いのかもしれません。皆さんはこの商品について率直に「買いたい」と思いましたか?
凰:ZENBさんのWebサイトを拝見すると、パンに塗るペーストなど手軽な商品もたくさんあるので、実際に買って食べてみたいと思いました。食事を全部変えるのは大変なので、一つ試しておいしかったら次はこちら、というように広がっていくと思います。
 
帆井:私は実家暮らしなので食材を購入する機会があまりないのですが、一人暮らしなら環境や健康に良いものを食べたいと考えると思います。そういう考えの方に向け、選択肢としてZENBがあるのはとても良いことだと思うので、世の中にZENBブランドがもっと広まると良いなと思います。
瀧:ZENBさんのお話を伺い、自分自身も非常に関心の高い分野なので興味はあるのですが、こうした取り組みを展開しているブランドはほかにもあります。そこで「あえてZENBさんを選ぶ理由は何かな」と考えました。そこがポイントだと思います。
——「そのブランドを選ぶ理由」というのはとても良い視点ですね。ブランドのイメージやビジョンに共感はしても、それを若い世代に広げるためにどのようなアイディアがあるか、その点も探っていきたいと思います。
★こちらの鼎談は後編に続きます。

 
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                
                                 
                                
                                 
              
            