CHEQの技術力と細かいサポートでアドフラウド対策の工数を削減
──様々なアドベリフィケーション系のソリューションがある中、CHEQのCustomer Acquisition Securityを選んだ決め手はなんでしょうか?
一つは、技術力の高さです。導入前に国内外の同じようなサービスと比較検討をして知ったのですが、CHEQさんはイスラエル参謀本部諜報局の出身者が集まった会社で、そんな同社が展開するCustomer Acquisition Securityはイスラエル軍の情報を基にしたサービスです。世界中で1万5,000社以上に使われているとのことからも、技術力の面で信頼できると考えました。また、Google Analyticsとの連携がスムーズに進められるほか、連携している媒体も多く、できることが多い点も魅力的に感じました。
これらに加え、サポートが手厚いことは何より大きなポイントでした。我々は当然、アドフラウド対策に関する技術的なことは全然わからないのですが、CHEQさんであれば、技術面など細かい部分はほぼすべてお任せすることができます。我々は、最初にすり合わせさえしっかり行えば、CHEQさんから定期的に除外したアドフラウドによる損害状況と回避できた被害金額の報告を受けるのみでよくなり、本来自分たちで行いたい別の業務に注力することが出来るようになります。導入後も定期的な打ち合わせはもちろん、必要なときはいつでも相談にのっていただけます。
これらすべての内容と導入費用を加味して費用対効果を考えた結果、CHEQさんの「Customer Acquisition Security」を導入することに決めました。
導入時には、媒体に合わせたチューニングも行っていただきました。過去のCPAのデータを基にすることで、通常のユーザーをブロックしてしまわないようにするための設定や、同じユーザーが同日に何回クリックしたら不正とみなすといった基準値なども、当社の状況に合わせて最適に設定していただけました。
不正クリックで支払われた金額を明確にし、最良な方法を選択する
──アドベリフィケーションツールを導入することで、理論上はCPCやCPAが下がり、CVRが改善すると思われます。アットホーム様ではCustomer Acquisition Security導入後、何か変化はありましたか?
2023年6月の導入から、まだ3ヵ月程度しか経っていないということもあり、数パーセントの変化はあるものの数値面で劇的な変化はまだ見られていません。ここに関しては、業界や企業によって効果の出方が異なるといった要因があると考えています。特に、我々が属している不動産業界は、運用するWeb広告の規模が非常に大きいという特徴があります。そのため、現時点でそこまで目に見える数値の変化は見られないと考えています。他にも導入時が需要期ではなかったことも関係していると推測しています。
一方、現状で劇的な変化が見えていないとは言っても、対策をし続けることには意味があると考えています。