CM総合研究所は、2023年度に展開されたCMの好感度を調査し、ランキングとして公開。消費者に最も支持されたブランド「BRAND OF THE YEAR 2023」を発表した。
同アワードは、CM総合研究所が毎月実施している「CM好感度調査」において上位にランクインし、業績の向上に貢献したCM展開に贈られる広告賞だ。業績(売り上げ、シェアなど)に関するアンケートを広告主に実施し、その貢献とともに「時代性」「話題性」「影響力」に優れた10銘柄を選出した。
「BRAND OF THE YEAR 2023」は、KDDI「au」に。同ブランドは9年連続でCM好感度総合1位となった。「三太郎」シリーズのCMがヒットした他、「意識高すぎ!高杉くん」シリーズも多くの消費者に支持された。
総合2位は「UNIQLO」となり、綾瀬はるかが多彩なキャストと共演するCMなどで成人層を中心にポイントを伸ばした。3位のブランドはソフトバンク「ワイモバイル」が、4位も同じくソフトバンクの「SoftBank」が続いた。
またアサヒビール「スーパードライ」が初のトップ5入りした他、ユー・エス・ジェイの「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」やトリドールホールディングスの「丸亀製麺」が初のトップ10入りを果たした。
【調査概要】
調査対象:2023年度のCM展開(東京キー5局)2,599社/6,498銘柄/13,738作品
調査期間:2022年10月20日(木)~2023年10月19日(木)
調査データ:関東一都六県在住の一般モニター男女3,000人の「月例CM好感度調査」12ヵ月分より集計
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