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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない「Ask One」を用いた、BtoBマーケターの挑戦(AD)

顧客の声を取りこぼさずに活用し、機会につなげる。「Ask One」を用いて深化するキャディの顧客理解

取得情報は10倍以上、メンバーの動きにも変化

ーー Ask One導入による変化を定量面でもうかがえますか?

黒澤:獲得したリードに情報を付与してISに届ける日数が削減できました。元々は5営業日ほどでしたが、今は1営業日もかかりません。もう1つは情報量ですね。Ask Oneの導入前に比べるとヒアリング項目も増え、10~20倍の情報を取得できています。ISの営業活動が間違いなく加速しています。

 社内の動き方や意識も変わりました。以前はいただいた名刺の枚数は展示会終了後にしかわからなかったのですが、今はリアルタイムでCRMに情報が入るので、「誰が何枚獲得したか」も瞬時にわかるようになりました。

 「何回デモをしたか」といった目標数値を30分単位で可視化することで、達成度合いから「残り時間で自分が何をすべきか」を考えられるようになり、明確に数字の強度が高まりました。名刺の獲得効率も上がっています。

他部門での活用強化、グローバルでの利用も

ーー最後にAsk Oneをどのように活用していくか、展望をうかがえますか?

黒澤:今後は弊社の販売代理店様の拡販力を上げていく部分にも活用していきたいですね。また、カスタマーサクセスでの活用も強化していきます。現在「CADDi Drawerが正しく理解されているか」というお客様のヘルスチェックのようなものを準備しています。契約企業様の中で「どの人がどんな理解度か」をスコアリングできるものです。契約後の細やかなフォローを実現させたい狙いです。

山田:今は各部署が分業体制ですが、受注には連携が必須です。既に部門間の連携を意識する文化がありますが、やはり顧客接点によって属人化している部分もあります。だからこそ「あなたが顧客から得て、保持している情報は価値のあるもの」で、それがマーケティング、IS、フィールドセールス、カスタマーサクセスのどの部門にも役に立つものだという考えをAsk Oneを通して根付かせたいですね。すると、組織全体で顧客起点や顧客視点での提案活動、価値訴求ができると思っています。

黒澤:直近ではグローバル展開もしているので、タイ・ベトナム・アメリカのチームからも「そのサービスを使いたい」と言われています。ASEANはまさに1年前の私たちと同じ状況なんです。Ask Oneは質問票の表示やOCRも多言語対応しているので、日本のオペレーションを海外でも横展開する予定です。

新村:ありがとうございます。キャディ様からのご要望のハードルが上がっていくのを感じ、嬉しくも背筋が伸びます。これからも、キャティ様はじめお客様のお声をうかがい、一つひとつ実現していくために、機能やサービスのご提供はもちろん、伴走させていただきたいと思います。

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この記事の著者

那波 りよ(ナナミ リヨ)

フリーライター。塾講師・実務翻訳家・広告代理店勤務を経てフリーランスに。 取材・インタビュー記事を中心に関西で活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:クリエイティブサーベイ株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/06/12 12:11 https://markezine.jp/article/detail/45146

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