モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を運営するINFORICHは、リアル行動データプラットフォームを展開するunerryと連携。デジタルサイネージによる街の回遊促進効果の検証を行った。
同取り組みでは、「ChargeSPOT」のバッテリースタンドに付帯するサイネージに地域の店舗情報を放映し、街の回遊促進に与える効果をunerryがバッテリースタンド・施設に設置されたビーコンで計測した。期間は2024年1月24日~2月20日で、豊島園エリア(東京都練馬区)にて実施した。
検証により、デジタルサイネージ広告接触者は非接触者と比べて来店率と回遊率が高まる結果に。主要スポットから周辺エリアへの人流波及と回遊促進における、デジタルサイネージの情報発信効果を確認した。
なお西武鉄道駅構内(2023年8月から設置開始)とターゲット店舗内(2023年11月から設置開始)のデジタルサイネージは、検証以降も継続的に利用される予定だ。両社は今後、他エリアでも街の課題を解決するメディアサービスの展開を目指していく。
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