ステップ3:各カットの中身を決める
「ステップ2」で選んだフォーマットに沿って、訴求したい文言を動画内に取り入れていきます。
フォーマットパターン(1):X引用風(ツイートが出現)
このフォーマットのポイントは、「第三者からの情報発信(口コミ)」であるように見せることで、信頼感を感じてもらうことです。そのため、動画内テキストでは、訴求したい情報を口コミ風に表現することが重要です。
フォーマットパターン(2):メッセージ通知風(通知が出現)
このフォーマットは「メッセージ通知風」なので、第三者との会話に寄せることがポイントです。今回は「友達(第三者)からのメッセージ」という設定のもと、その内容に訴求したいメッセージをいれていきます。
ステップ4:ディスプレイカードを導入する(推奨)
ディスプレイカードとは、インタラクティブアドオンという追加機能の1つで、TikTok動画広告の左下に表示されるカスタマイズされたクリック可能な画像のことです。このディスプレイカードは、ユーザーをランディングページに導いたり、アプリのダウンロードを促したりする役割を果たすため、多くのユーザーへ次のアクションを促したい場合は、機能を追加することを推奨します。
最後にBGMやsound effectを挿入し、フォーマットによってはナレーションを入れて完成です。
今回は、第2回の広告制作のポイントに基づき、具体的な手法を紹介しました。UGCフォーマットを活用する際は、ユーザーに違和感なく訴求することが重要です。X引用風やメッセージ通知風などのトレンドのフォーマットを活用して、ユーザーの目を引く動画作りを目指しましょう。
本連載最後となる、次回の第4回では、TikTokクリエイティブ制作における今後の展望をお伝えいたします。