LINEリサーチは、有料で見られる動画配信サービスについて調査した。
一番好きな有料の動画配信サービス、1位は「Amazon Prime Video」
まず、現在利用しているかは問わず、有料で見られる代表的な動画配信サービスの中で一番好きなものを尋ねた。すると、全体1位は「Amazon Prime Video(27.9%)」となった。全体2位は「Netflix(18.5%)」、3位以降は「U-NEXT(4.1%)」「Hulu(3.2%)」「Disney+(3.0%)」が続いた。
年代・性別ごとに見ると、全体1位の「Amazon Prime Video」はすべての年代で1位に。男女別でもともに1位となり、女性よりも男性のほうがやや割合が高く、特に20~30代の男性で3割超と高くなった。
全体2位の「Netflix」は、すべての年代別および男女別でも2位に入り、男性よりも女性の割合が高くなった。特に10~20代の女性で高い割合となり、20代女性では3割超で1位だった。また、50代女性も「Amazon Prime Video」と僅差で「Netflix」が1位に入った。
一方で、「この中にはない」と回答した人の割合は全体で3割強となり、50~60代では4割前後を占めた。
各動画配信サービスを好きな理由とは
次に、「一番好き」と回答した有料で見られる動画配信サービスについて、好きな理由を質問した。全体1位の「Amazon Prime Video」は、「料金が安い(39.4%)」が理由の1位に。2位は音楽/電子書籍/ゲームなどの「動画を見る以外のサービスも使える(24.6%)」がランクイン。3位以降は「作品数が多い(23.2%)」「いろいろなデバイスで見られる(19.5%)」「サービスが使いやすい(16.4%)」が続いた。
全体2位の「Netflix」を好きな理由では、「作品数が多い(40.0%)」がトップに入った。2位は「オリジナル配信の作品が充実(21.8%)」、3位は「映画が充実(20.7%)」だった。
全体3位の「U-NEXT」も、「作品数が多い(40.2%)」が「Netflix」同様に4割となり、1位。2位以降は「アニメ/特撮が充実(21.0%)」「映画が充実(17.9%)」となった。
その他、10代で3位だった「ABEMAプレミアム」では、「バラエティが充実」の割合が全サービスの中で最も高かった。全体4位の「Hulu」では、「自分の興味や関心に合った作品をお勧めしてくれる」が最も高く、「国内ドラマが充実」も高めに。全体5位の「Disney+」は、他のサービスと比べて「映画が充実」の割合が高くなった。
【調査概要】
調査方法:スマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女LINEユーザー
実施時期:2024年7月8日(月)~7月10日(水)
有効回収数:5,241サンプル
※性別年代構成比を市場に合わせてウェイトバック
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