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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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マーケティング最新事例 2025(AD)

なぜ「コミックシーモア」がDAZNで広告効果を出し続けるのか?『スポーツFandom』の意外な可能性

「没入体験」という共通点。スポーツとマンガ、熱狂するファンを繋いだもの

MZ:スポーツと関連性が低いサービスと思われるコミックシーモアが、フルファネルで高い成果を出せた要因をDAZN側からどう分析されますか?

安宅:成功要因は大きく2つあると考えています。1つ目は、坂元さんがおっしゃった「タイミング」の掛け合わせです。DAZNが最も盛り上がる時期と、コミックシーモアの需要期を的確に合わせていただいた点が非常に大きかった。

 2つ目は、ユーザーの「共通点」です。スポーツとマンガは一見すると別物ですが、どちらも「コンテンツの世界観に深く没入して楽しむ」という点で、ユーザーのコンテンツへの接し方が非常によく似ています。私自身、DAZNで野球観戦をしながら、守備のイニングにマンガを読むこともあります。スポーツ観戦の合間に、同じ「エンタメ」としてアプリを行き来する行動は、ごく自然なんです。

 この2つの要因、つまり最高の「タイミング」で、親和性の高い「ユーザー」にアプローチできたこと。これこそが、スポーツの熱狂が広告への好意に繋がるという、良い結果を生んだのだと分析しています。

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スポーツの熱狂を広告主の事業につなげ、あらゆる企業のマーケティングを支援

MZ:坂元さんに、今回の結果を受けての今後のマーケティング活動やDAZNへの期待についてお聞かせいただけますか。

坂元:今後は、クリエイティブの進化に力を入れたいと考えています。今回はテレビCM素材でしたが、DAZNはスポーツに特化したメディアなので、「サッカーマンガを読むなら」「野球マンガを読むなら」といった、作品に落とし込んだ訴求をすることも考えています。そうすれば、視聴体験としても「邪魔な広告」ではなく、ナチュラルにコンテンツとして入ってくる見せ方ができると思います。

 もちろん新クリエイティブの制作に当たっては、コストやスケジュールとの兼ね合いはありますが、これが実現できればパフォーマンスはさらに高まるでしょう。また、短期間で当たりすぎないよう、最適な配信の仕方をDAZNさんと相談しながら展開していきたいと考えています。

MZ:今回は非スポーツ関連企業の事例でしたが、安宅さんからも今回の事例をベースに、スポーツ関連・非スポーツ関連企業の皆様へのメッセージをお願いします。

安宅:DAZNは、単に特定の競技に興味のあるファンだけの場ではありません。そこには、熱量の高い時間を過ごしており、マンガアプリのようなデジタルエンタメ商品に高い興味を持つ人々が集まっています。

 一見ジャンルが異なっていたり、スポーツと関わりのないサービスだったとしても、ターゲット層がM1・M2層などで重なったり、感情の熱が高まる瞬間にリーチできる1インプレッションの価値を求めたり、「挑戦」「情熱」「仲間」といったキーワードが共通したりする場合は、ブランドの好意度や利用意向を大きく伸ばすチャンスがあります。

 「自社はスポーツと関係ないから」と線を引くのではなく、スポーツの熱をどう自社のサービスの価値にブリッジさせるかを、ぜひ我々と一緒に考えていただきたいと思っています。この新しい世界につながるスタートを、ご一緒できることを楽しみにしています。

熱狂的なスポーツファンと深くコネクトしたい広告主様へ

 DAZNには日々、様々なライブスポーツを楽しむ熱量が高いスポーツファンがユーザーとして多く存在します。視聴者同士が熱狂を共有し、リアルタイムで交流できるFanZoneなどを通じて、コンテンツ視聴を深い共感と参加の体験へシフトさせています。本記事でDAZNのユーザーやサービス特長、広告商品などにご興味を持たれた方は、DAZN広告公式サイトへお問い合わせください。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:DAZN Japan合同会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/11/05 10:00 https://markezine.jp/article/detail/49957

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