「買い物かご」のデザイン・レイアウトによる比較
「買い物かご」のデザインや情報およびレイアウトの違いが、ユーザーの印象にどのような変化を与えるかを調査するため、以下の4パターンのサイト(A~D)を比較しました。
- サイトA:商品画像を使用。またコンテンツのレイアウトにテーブルを使用し、さらに商品の情報を追加。
- サイトB:商品画像を使用。またコンテンツのレイアウトにテーブルを使用。
- サイトC:商品画像を使用。テーブルを使用せずにコンテンツをレイアウト。
- サイトD:商品画像は使用せず、テキストコンテンツのみで構成。
サイトA~Dの比較調査をした結果、画像を使用したサイトA~Cのグループと、画像を使用していないサイトDの間で、サイトの印象が二分化される結果となりました。
「買い物かご」に商品画像を使用したサイトが画像を使用しないサイトに対して、12項目中11項目で評価が上回りました。また、テーブルを用いてレイアウトしたサイトが、テーブルを用いていないサイトに比べ、「印象に残る」「洗練されている」「また利用したい」の各項目で上回る結果となりました。
調査結果より、「買い物かご」のレイアウトに商品画像の掲載テーブルを採用すると、ユーザーに与える印象に好影響をもたらすと推察されます。
支持される「買い物かご」は商品画像の表示と、テーブルによる必要情報の整理がポイント
サイトA~Dの利用意向について、それぞれ1位~4位までの順位を聴取した結果、1位には、サイトB(43%)が最も支持され、次いでサイトC(30%)となりサイトDが最低という結果でした。
この結果からも、商品画像の使用と、テーブルを用いたレイアウト設計が、「買い物かご」のユーザー支持に対して好影響を与えると推察されます。



