米「Sphinn」(http://sphinn.com/)は2007年7月にオープンし、その1年後には早くも記事投稿数が60,000を突破する米国最大のサーチマーケティング・ポータルサイトに成長した。ウェブマスターを務めるDanny Sullivan氏は「Search Engine Guru(検索エンジンの開祖)」と呼ばれ、SEMブログ「Search Engine Land」の編集長、SEMカンファレンス「SMX(Search Marketing EXPO)」の議長も務め、GoogleやYahoo!と太いパイプを持つ人物。
「Sphinn」は世界の検索マーケティング情報を集約・配信するだけでなく、「SEOmoz」のRandfish氏や「SEO Book」のAaron Wall氏、GoogleのMatt Cutts氏を含む世界中のSEO業界のエキスパートが議論に参加していることでも知られている。
10月10日にオープンした日本版「Sphinn Japan」は、Search FOX社が米サイトを運営するThird Door Mediaと独占ライセンス契約を結んで提供。運営にあたっては、アイレップの渡辺隆広氏を筆頭に、スマートシステムの阿曽鉄之輔氏、フラクタリストの佐藤竜也氏ほか、日本のSEO業界を代表する様々なメンバーがオフィシャルユーザーとして参加する。
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