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Google AdWords キーワードツールだけに頼らない
複数ツールを併用してキーワード戦略の精度UP

2010/04/13 11:00

細かいワード群から金になるワードを探し出す

 Google AdWords キーワードツールにはもう1つ弱点がある。それはリストアップされるワード数が決して多くはないことだ。「通販」でサイトを考えるときに1つの切り口になりそうな「訳あり」で調べてみた。

 本記事の執筆時点では、35ワードがリストアップされたが、カニ関連のものが多く、それ以外でどんなジャンルの商品で「訳あり」へのニーズがあるのか、把握し切れない。

 対してクロスリスティングのキーワードウォッチャーでは100ワードまで、FerretPLUSでは255ワードのリストを入手できる。そのリストを見てみると、チョコ、家具、印鑑、化粧品など、多彩な商品で複合ワード検索されていることが分かる。

 別のワードとして、例えばアフィリエイトへの出稿も目立ってきた「ブラウザゲーム」で調べると、グーグルでは8ワード、キーワードウォッチャーで38ワード、FerretPLUSで7ワードがリスト化された(記事執筆時点)。

 このように、細かいワードの中から、美味しくて勝ちが狙えるワードを探し出そうというのなら、グーグル以外のツールも使うのが賢明と言えるのではないだろうか。

季節的要因の把握も忘れずに

 キーワードウォッチャー、FerretPLUSは無料でも使えるツールだが、有料版を利用することで検索動向をさらに正確に把握できる。

 有料版を利用するメリットとして、CSV出力機能、検索回数での絞り込みなどの機能があるが、特筆すべきなのは月間検索数の推移を調べられる機能が使えるようになることだ。Google AdWords キーワードツールには、この類の機能は備わっていないため、毎月の推移を調べるには毎月Excelなどにデータを落として行かなくてはならない。

 例えば、今の季節だと「新生活キャンペーン」で家電・家具を販売する店舗も多いが、「新生活」の検索数は3月に向けて急増する。キーワードウォッチャーで見てみると、12月3,990回だったのに対して、1月7,072回、2月20,527回と明らかに違っている。

 このように特定の季節に使えるワードを探したり、あるいは自社商品・サービスの季節的要因による需要変動を予測するのに、月間検索数の推移を調べる機能はかなり使える。

各ツールは一長一短。特徴に応じて併用するべき

 ここまで見てきたように、キーワード調査を行う場合は1つのツールに頼るのではなく、さまざまなツールを使う方が賢明だ。

 ここでは、Google AdWords キーワードツールを補完するためのツールとして、クロスリスティングが提供するキーワードウォッチャー、FerretPLUSを取り上げてきたが、この2ツールにも弱点はあるだろう。実際、FerretPLUSにはビッグワードの検索数が過小評価されがちという弱点が見つかっている。

 正確なキーワードマーケティングを目指すなら、それぞれのツールを過信しないこと。石橋を叩いて、ほかのツールでの確認作業を怠らない方がいい。

 特に、goo、excite、BIGLOBEといった大手ポータルサイトがデータ元となる、クロスリスティングのキーワードウォッチャーであれば、5%とはいえYahoo!、グーグルに続くポータルサイト群の検索動向が掴める。Google AdWords キーワードツールと併用する第1候補として考えてみるのは悪くないだろう。

 また最後に補足情報となるが、クロスリスティングではリスティング広告サービスのレモーラリスティング(REMORA Listing)、ディレクトリ登録審査サービスのクロスレコメンド(X-recommend)といった、Webビジネスを展開する上で欠かせないサービスも展開している。キーワード調査ツールに対する考え方同様に、ヤフー、Googleに依存するのではなく、これらのサービスを利用することも検討してみてはいかがだろうか。

【参考情報】

競合ひしめく中でWebビジネスを成功させたいのであれば、キーワード調査、リスティング広告、ディレクトリ登録という3つのポイントは外せません。クロスリスティングでは、これらの3つのサービスをトータルで提供しておりますので興味のある方はぜひサイトをご覧ください。「キーワードウォッチャー」「レモーラリスティング」「クロスレコメンド

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