Facebookの全世界の月間アクティブユーザー数はおよそ12億3,000万人。そのうち、日本のアクティブユーザーは約2,200万人です。今や最も影響力のあるSNSと言っても過言ではないFacebookですが、Facebook広告の認知度は日本ではまだまだ低い状況です。本連載では、Facebook広告専門代理店のココラブルの岡弘氏が、やり方次第で費用対効果を非常に高く狙えるFacebook広告の活用術について解説していきます。(バックナンバーはこちら)
ソーシャルメディアマーケティングの勃興
ここ2~3年の広告業界のトレンドとして、「ソーシャルメディアマーケティング」が注目を集めてきました。成果報酬型のアフィリエイト広告や、検索型のリスティング広告ではなく、Facebook、Twitterなどソーシャルメディアを中心として、企業とユーザーが直接対話できる新しいマーケティング手法に注目が集まったということです。
Facebookにおいては、商品ブランドや企業のFacebookページでファンを増やして、ユーザーとのコミュニケーションを深め、 無料で(実際には運営の人件費コストなどがかかりますが)ユーザーとの接点を増やしていくことができる、と盛り上がりを見せました。Facebookページは、企業や商品ブランドの確立、サービスの広報窓口として優れた役割を果たすと、運用に取り組む企業が一気に増加しました。
そんな中、多くの企業のFacebookページ担当者が、「何を指標として運用すれば良いのかわからない」「特に費用対効果の可視化ができない」といった問題を抱えている現状があるのも事実です。
Facebookをダイレクトマーケティングに活用する
一方で、メディア(広告媒体)という観点からFacebookをみてみましょう。アクティブユーザー数やPV数を爆発的に伸ばしているFacebookは、日本においても有数の巨大メディアの1つに成長しています。つまり、本来であれば、Yahoo!などのポータルサイトと同じように広告媒体としての価値を十分に保持しているのです。しかしながら、先に述べた「ソーシャルメディアマーケティング」という言葉が一人歩きしてしまった結果、「巨大メディアであるFacebookを広告媒体として活用する」という価値がその陰に隠れてしまっていたように思います。
そこで今一度、Facebookを広告媒体と捉え、ダイレクトマーケティングとしての活用方法に注目してみましょう。Facebookは他のSNSと比較しても、実名や実年齢、居住地、勤務先など、多くの詳細なユーザー情報を持つメディアです。運用次第で、高く安定的な効果を得られる可能性を十分に秘めているのです。
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岡弘 和人(オカヒロ カズト)
株式会社ココラブル/取締役。1981年生まれ。東京都出身。2004年国際基督教大学教養学部を卒業。大学卒業後、株式会社アイ・エム・ジェイ入社、広告代理事業立ち上げに携わり、リスティング広告の営業、コンサルに従事。その後、2006年株式会社IMJモバイルへ転籍、モバイルアフィリエイト事業の責任者を経て、2011年、株式会社ココラブル取締役に就任。日本初のFacebook広告専門事業を立ち上げ、現在に至る。
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