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これだけは押さえておきたい! コンテンツマーケティングのツボ

これからが、本番だ。原点に立ち返るコンテンツマーケティング

オウンドメディア運営は継続こそ力なり

 また、コンテンツマーケティングを成功へ導くために「継続」は重要なカギとなっています。

 以前ジャストシステムの行った調査によれば、「コンテンツ制作の継続」は最もハードルが高いようです。コストや体制、経営状態など様々な要因が考えられますが、継続しなければ、SEOでの効果は望めませんし、ソーシャルメディアでの認知も得られません。つまり、コンテンツを継続して発信していかなければ、リーチしたい顧客層へアピールできないばかりか、メディアを発見してもらうことも不可能になり、その結果オウンドメディアの存在感を出すことが難しくなります。

 ギズモードに携わっていた頃、編集部向けプレゼンで「存在感が出せないメディアは無価値」だと発言していました。存在感を出すためのコンテンツ制作を身につけることは複雑な過程を経て体得しなければなりませんが、どんなメディア形態であっても、「存在感」を発揮する必要性は高まるはずです。

 継続させるために重要なこととして、「素早い意思決定」も忘れてはいけません。平凡なことかもしれませんが、KPI、コンテンツ、成果など、考えるべきことが多いオウンドメディアにおいて、最良の選択肢をその場で決めていくスピードも重要なのではないでしょうか。

 「素早い意思決定」で進めることで全体の運用スピードを向上させ、メディアを継続する仕組みを作れば、コンテンツへ時間を割くことが可能になります。そして、運営チームの一体感を作り出し、数字面ではSEO・ソーシャルメディアでのファン増加が見込めます。

 次回の連載では、コンテンツマーケティングに関する「課題や悩み」をメインテーマに取り上げます。詳しくはまた次回。

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この記事の著者

大野 恭希(オオノ ヨシキ)

2007年より日本最大のテック情報Webメディアサイト「ギズモード・ジャパン」(株式会社メディアジーン運営)に携わり、副編集長を経て、2012年から2014年まで同編集長を務める。任期中、同メディアを月間3,700万PVから6,900万PV、325万UUから740万UUへ成長させた立役者。 2...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/03/16 10:00 https://markezine.jp/article/detail/23991

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