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第106号(2024年10月号)
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【特集:LINE活用】パートナー企業が語るビジネスへの影響と進化(AD)

LINE@のサポートに特化したプロ集団、顧客の期待に応えるチーム体制とは

“友だち”獲得や売上向上のノウハウを提供

MZ:小規模な飲食店などだと、忙しい中で店員がLINE@の運用をしていくのは難しいと思いますが、どう対応されていますか?

間宮:東京など都市部だと飲食店などへのLINE@がかなり普及していると思いますが、北海道だと札幌でもかなりIT活用に積極的な先進企業や事業主が取り入れている状況です。これから第2陣の事業主が使いはじめる段階です。

 ですから、リテラシーの部分も含めて、“友だち”の集客に有効なアプローチや効果的な売上獲得施策などを個別に提案し、集客チラシや店頭設置のPOP作りもサポートしています。業種別のレイアウト集を用意して、都度、店長や責任者の方と効果の見込める施策や伝え方を相談しています。

MZ:実際に“友だち”の集客に有効なアプローチや効果的なPOPがどのようなものか、教えていただけますか?

間宮:これは当社のノウハウになるので多くは語れないのですが……(笑)。たとえば「今“友だち”登録してくれたら10%オフ!」というPOPをよく見かけますよね? でも、これだと複数人で来店したとしても、そのうちの一人しか登録しません。LINE@の抽選サポート機能を使って「“友だち”登録してくれたら抽選で10%オフ!」とすると、その場にいる全員が登録してくれる可能性があります。抽選という仕組みをうまく活用するわけですね。

POPのイメージ
POPのイメージ

 また、ハンバーグ専門店ではサイドメニューのクーポンより、ハンバーグの割引や増量がずっと使われる確率が高いといったこともあります。サイドメニューより、その店のメインのものがお得に食べられたほうが嬉しいですよね。細かいポイントですが、中長期的な関係を作ってリピートを誘引するLINE@だと、そういった小さな工夫が効いてきます。

クライアントとユーザー間のミスマッチを解消

MZ:継続的に運用を支援しているからこそのノウハウですね。他に店側がよく行う施策で、実は効果がイマイチだといったことはありますか?

間宮:店長さんの考えと消費者のニーズのミスマッチは、確かにありますね。たとえば「17時まで生ビール割引」などのハッピーアワー施策はよく聞きます。店側では空いている早い時間に来店して欲しいわけですが、消費者はその時間帯には行かれないことが多い。ですので、本当はお店が忙しくても、売上が高い18~20時台をさらに伸ばす方向で考えたほうがいいわけです。小規模な事業主も含めて、消費者とのミスマッチを防ぎ、間をブリッジするのが我々の使命だと思っています。

MZ:最後に、LINE@活用の今後の展望をうかがえますか?

間宮:サポートデスクを最大限に活用して、これまで以上にきめ細やかな運用支援をすることで、クライアントに継続的な成果を還元していきたいです。実際、LINE@の継続率は月ごとにみて98%と高いのですが、アカウントを開設しただけで効果が出る施策ではないので、一つひとつ工夫を重ねていくことが大事だと思います。

 先ほどチラシやPOP作りもサポートしているとお話ししましたが、これも代理店によっては点数制限を設けていると聞きます。当社ではそもそも“友だち”を集めることも役割だと捉えているので、無制限で対応しています。今後も強力なリピート集客のツールとして既存クライアントを支援し、ノウハウを蓄積して、新しい事業主にもどんどんLINE@を使っていただけるようにしていきます。

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/03/23 10:00 https://markezine.jp/article/detail/27835

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