SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

企業のビッグデータを“価値ある情報”に転換!インテージ、米DataRobotとパートナー契約を締結

 インテージは、機械学習自動化プラットフォーム「DataRobot」を提供するDataRobot(本社:マサチューセッツ州ボストン)とSI/コンサルティングパートナー契約を締結した。

 ビッグデータが普及した昨今、マーケティング業務環境もデータ・ドリブン型の意思決定が浸透し、AI技術の普及にともなう「AIの民主化」も世界的に加速している。しかしマーケティング領域においては、収集した各種データにAIを適用し、次に取るべきマーケティング・アクションを精度よく判定/予測するまでに至っている企業は限られているのが現状だ。

 一般的に、判定/予測モデルを構築するモデリング工程と、モデルを各種システム(BIツール等)に組み込むデプロイ工程では、異なる専門性が要求される。そのため多くの企業で職能別に人材を組織化して対応せざるを得ず、それがマーケティング業務でのAI活用が浸透しづらい一因と指摘されている。また、AIツールが発展する一方で、「どんなデータが必要かわからない」「データはあるけれど、きれいに整っていない」「データの量が足りない」などのデータ準備に関する課題も浮き彫りとなっている。

 インテージはこれらの課題に対応するため、両工程をシームレスに提供する機械学習自動化プラットフォーム「DataRobot」をグループ横断で導入するとともに、同社とパートナー契約を締結。ビッグデータを価値ある情報に転換し、マーケティングの意思決定を支援するソリューションの共同開発に着手する。

 同社は取り組みの第一弾として、インテージ保有の生活者ログデータを用いたカスタム型データ解析サービスと、クライアント企業への「DataRobot」導入支援サービスの提供を開始した。

第一弾のサービス概念図
第一弾のサービス概念図

 今後は、「INTAGE connectとの連携によるダッシュボード構築支援」と「スマートテレビ視聴ログデータ(Media Gauge TV)との組み合わせによるテレビCM出稿プランニング/バイイング支援」を重点取り組みテーマとして、DataRobotと共同でサービス開発および商品化検討を進めていく。

INTAGE connectとの連携の概念図
INTAGE connectとの連携の概念図

【関連記事】
抽出したターゲットを立体的に描写!インテージ、分析サービス「生活者360°Viewer」の提供を開始
インテージ、消費財メーカー向けに「iTree」の開発開始 複数の調査データを統合し可視化
動画はサクッと、流行には敏感だけど冷めるのも早い?イマドキ女子のスマホ事情【インテージ調査】
インテージとインテージテクノスフィア、商品分野を超えてデータをまとめる「統合商品マスター」構築開始
テレビCMの出稿情報を一覧化し効果測定 エム・データ、インテージと「全国CMマスタ」を開発

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/10/10 11:30 https://markezine.jp/article/detail/29409

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング