SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

定期誌「MarkeZine」

第81号(2022年9月号)
特集「すごいBtoB企業がやっていること」

定期誌購読者なら
誌面がウェブでも読めます

カスタマーエクスペリエンスを巡る(PR)

800万DL突破の「JapanTaxi」アプリを支えるKARTE 全社横断で挑む顧客体験の向上

JapanTaxiがKARTEのリアルタイム性にこだわった理由

MZ:そうした課題を解決するため、KARTEを選択したんですね。導入の決め手を教えてください。

坪井:いくつか候補を検討したのですが、やはりアプリに特化して最適なコミュニケーションを実現できる点が大きかったです。他のツールだと、きめ細やかな接客実現はできたとしても、やはりWebベースでプロダクトが設計されており、アプリに特化した機能が豊富なツールはKARTE for Appしかありませんでした。目指していたのは、自社データベースと、配信ツールのログ実績を結びつけ、状況やニーズに合ったコミュニケーションをリアルタイムに行うことです。KARTE Datahubを使えば、こうしたことが実現できます。

 従来使っていたツールとの費用比較についても、KARTEの方が機能バランスが良く、たとえ従来より値上がりがあっても、業務工数が大きく削減できたり、施策幅が広がったりなどの成果があると考えました。社内でコンセンサスを得るために、KARTE開発元であるプレイドさんからも全面的に協力をいただき、具体的な利用シナリオを交えながら説明したことも、導入を後押ししたと思います。

MZ:リアルタイム性にこだわった理由は何でしょうか。

坪井:タクシーアプリは、ニュースやゲームのように毎日開く性質のアプリではないんです。「タクシーに乗りたい」という瞬間で開くアプリなので、たとえば雨が降っているとか、暑いから乗るのか、急いでいるから乗るのかなど、アプリにとどまらない外的な要素も加味して、適切な接客をしないと噛み合わないところが出てきます。そのため、リアルタイム性は重視しました。

KARTE Datahubが引き出す、リアルタイム解析データの可能性

坪井:アプリを開いた時の場所や状況と合わせ、KARTEでイベントをリアルタイムに収集・解析しているので、ユーザーの“今”に合わせたコミュニケーションを取りやすいということが優位性として挙げられます。

 プッシュ配信などの各種施策を打つ際でも、KARTE Datahubでクエリを実行し、リアルタイムに条件に合致するユーザーを抽出して配信しています。また定期的な配信施策においても、弊社では1日1回データ連携を行い、なるべくタイムラグがない状態での接客も実現できています。

日浅:タクシーは、そもそもずっと乗るものではありません。たとえば1週間に1回、2週間に1回など、必要になった時に乗るものです。リアルタイム性にこだわった理由はそこにあります。

KARTEを活用し、エンジニアの工数をかけずにアプリ機能を向上

MZ:KARTEを利用してどのようにコミュニケーションを行っているのか、具体的なエピソードを教えてください。

坪井:リアルタイム性でいえば、ユーザーの現在地に応じたエリア別プロモーションを合わせた接客があります。たとえば、あるエリア内で訴求したい機能があった時、そのエリアにいるユーザーにプッシュ通知を送ると共に、タクシーの呼びやすさ・呼びにくさなど、エリアごとにある状況や仕様に合わせた接客を行っています。

 またユニークな点でいえば、当社が主催したリアルイベント「JapanTaxi Lounge」と連動し、近くにいるユーザーにイベント告知ダイアログを表示したことがありました。これはマーケティング部と連動して進めた施策です。エリア内の地図上のイベント開催地点にマーカーを立て、タップするとダイアログが表示される仕組みを実装しました。エンジニアチームには、前提となるイベントの組み込みを実装してもらったのですが、あとはKARTEの管理画面上で設定できます。

設定値配信を利用することで、管理画面からクリエイティブを自由に設定できる

日浅:通常、こうした機能をアプリに組み込むにはエンジニアの工数がかかりますが、KARTEを利用すると、ダイアログでどのような内容を訴求するのはもちろん、「設定値配信」機能を使うことで、地図上のどこにピンを立てるかもマーケティングチームだけで設定することが可能になり、継続的に運用する仕組みを作ることができました。ユーザーは、自分がアプリを開いた場所でどんなイベントが開催されているかをリアルタイムに知ることができます。

 先ほど坪井が説明したように、やりたいこと1つひとつにすべてエンジニアの工数が加わると、コストが上がってしまいますが、このような施策はKARTEで運用できる仕組みを作ることで、低コストかつ高速にPDCAを回すことができます。その分エンジニアは、アプリのコアの体験を作る開発にリソースを割くことができます。

次のページ
エンジニアからCSまで、全社横断でKARTEが浸透した理由

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
カスタマーエクスペリエンスを巡る連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/10/24 10:00 https://markezine.jp/article/detail/32111

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング